メルセデス・ベンツ ミディアムクラス セダン 「未だ地位不動 7年落ちを買って11年乗り現在17万kmですが、快調に走っています。その前に190Eに乗っていたので、ミディアムクラスがメルセデスにとっ」のユーザーレビュー

未だ地位不動 7年落ちを買って11年乗り現在17万kmですが、快調に走っています。その前に190Eに乗っていたので、ミディアムクラスがメルセデスにとっ

2010.12.28

総評

未だ地位不動
7年落ちを買って11年乗り現在17万kmですが、快調に走っています。その前に190Eに乗っていたので、ミディアムクラスがメルセデスにとってより得意なサイズであることが良くわかります。
まず素晴らしいのはストレート6のエンジンです。このエンジンでBMWに追い付いたと社内で言われたという噂も真実味を持って感じられる、素晴らしいフィーリングを持っています。190Eとボア・ストロークとも共通で2気筒増やしただけとは信じられない滑らかさと伸びが運転を楽しくさせてくれます。
シャーシー屋としてのメルセデスはもちろん健在で、安定感やゆったり感、正確性や機敏さなどが素晴らしく高いレベルで（電子機器の助け無しで）実現されています。
そのお影で大きな声では言えませんが、首都高でバトルしぬおわキロにてレーンチェンジをしても、リアサスはピシッと一発で車体を安定させてくれますし、常磐道ではぬよわkmでお気楽にクルーズできます。
最後に、98年のアウディA3 1.8にも乗っていますが、新車価格が倍半分以上違うことがハッキリわかるだけのものがあるとつけえ加えておきます。

満足している点

・エンジンはリミットこそ6000rpmで普通のSOHCですが、低速トルクも中域のレスポンスも高域のパワーも言うことありません。どの領域も美味しく使える、公道乗用車として理想的なエンジンです。
・ボディは良く金庫のようだと称されますが、私の意見は少し違ってけっして金庫のように鈍重ではなく、極めて洗練された合理的設計の賜物であると感じます。その心は、とてつもなく頑丈なのに軽やかなのです。高級な洋服は軽くて着心地が良くてシルエットも美しくて、という感覚に近いもので、想像できる限りの人間の英知が注ぎ込まれていると思わせるものです。
・進直性が素晴らしく、舵が据わっていると言うのでしょうか、FFのアウディA3よりもあらゆる路面でハンドル修正が少なくて済みます。
・パッケージングが秀逸です。昨今のワンボックスブームを見ると、クルマに求められることって何なんだろうかと感じます。
・万人にフィットするシート。

不満な点

・全開加速中にディストロビューターが折れて走行不能に陥ったことがあります。極めて稀なトラブルとは思いますが、それだけに看過できない出来事でした。
・塗装のクリア層が剥がれ始め汚らしいまだら模様になってしまいました。以前は青森ナンバーだったので、積もった雪を無造作に竹ぼうきか何かで払い落とした時に付いた傷が悪化して、最後に剥離し始めたようです。ちょっと弱いのでは？という印象です。仕方なく全塗装しました。
・フロントタイヤの寿命がとても短いです。リアの3倍消耗します。バックで車庫入れする時にアウトのショルダーが減ります。１９０も同様の傾向にあったので、そういうセッティングのサスなのだと思います。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験