ベンツは庶民化したのでしょうか？

Question

昔、ベンツが500万円代の小ベンツ言われた１９０Eを出したとき
話題になりましたが、
現在のベンツは それよりかなり安くなりましたが
何故なんですか？ もう、高級車って感じじゃないんですか？

Answer 1

ある意味そうだと思います。
最近はＡクラスやＢクラスなどの比較的安いベンツも登場するようになりましたから。

ベンツは自動車を発明したメーカーとして、昔から決してゆるがない強いポリシーを持っています。
それはシャーシはエンジンよりも速くというたとえで言われるように、車をどこまで安全に作れるかです。
安全には様々な要素があります。
頑丈なキャビン、強力かつ安定したブレーキ、悪路でも路面に粘りつくサスペンション、正確なハンドリングなどのいわゆる走る曲がる止まるの自動車としての基本機能もそうですし、乗員が疲れないことも安全の重要なファクターですから、運転のしやすさ、シートや静粛性、強いてはそれらの総合から来る安心感、信頼感のような感覚的部分までもその要素です。
歩行者に車の存在を知らせることも同様に安全要素ですから、大きなエンジン音を外に響かせるのに中に乗っている乗員にはその音を聞かせないという相反するテーマにも真摯に取り組んで、遮音技術にもコストを傾注しています。

これらの技術には大きなコストがかかりますから、妥協が出来ないベンツはどうしても高価な車になっていました。
それが最近では技術が向上し、より安いコストでもベンツが指標とする目標を達成出来るようになってきたので、その結果として安いベンツも登場するようになったと考えればよいと思います。

ベンツには高級車(と言うのがどのようなものを指すのかよく分かりませんが)はあると思います。
1000万円を越える車種も多いですから、それらは高級車でしょう。
でも、それらは販売の多くを占めてはいません。
日本ではＳクラスがやたらに多いですが、株式会社や有限会社所有者が税金対策の経費落としで購入しているから多いだけで、個人資産で購入している人はごく少数ですし、本国のドイツでは元々販売数は多くありません。

そして販売の多くを占めるのはＥクラス以下のいわゆる実用車です。
先にも述べた通りの理由で、その実用性能が極めて高度だから高いので、日本的な意味での高級車だから高いのではないと言うことです。
でなければドイツであれ程タクシーで使われている説明がつかないでしょう。
タクシーで使われるほど、耐久性に優れて長い期間安全に飽きずに乗り続けられる車だという事です。

質問者からのお礼コメント

丁寧な解説有難うございました。大変参考になりました。

Answer 2

ベンツにも多くグレードがあります
A,B,C,V,GLK.SLK.CLAは小ベンツです
Eもグレードによっては小ベンツです

S,R,SL,E,CL,GL,ML,CLS,G,C AMGは上のグレードです1000万くらいこっからが高級車の部類です

S,SL,E,CL,G,ML,CLSのAMGやSLSはそれより上の価格帯です
CL65AMGやG65AMG、S65AMGlongなどは3000万円以上します

また、特別モデルの
ブラックシリーズや
SLR マクラーレン
SLR スターリングモス
CLK GT-R
などは別格です
SLR スターリングモス、CLK GT-Rは1億円以上です

価格帯が広くグレードも多いのでよく勘違いなどをされやすいです

でも最近は昔はそこそこ上品だったのに最近風格がどんどん下品になってるような気がします
新しいS（２０１４年モデル）、E、CLSのデザインが酷いような気がします
おそらく若者受けすることを狙っていると思われます
それに日本は富裕層が予想以上にいる国なのでベンツの価値も下がってきているのでしょう

日本での家の通りなんて5件中3件（家も含めて）ベンツのS,Eがおいてありますし
最近はベンツ、BMW、アウディ、ポルシェなどが多い気がします

ベンツは中古になると価格が低くなります
AMGだとそれなりの価格なのですが通常グレードだと
SやEなどを500万（それ以下）程度で買えます

結論：ベンツは大衆車でもあり高級車でもある

今海外在住なのですが
なんと、となりがこっちのベンツの副社長だったという驚きの事実がわかったんですよw
GLがおすすめだとか

Answer 3

それでも購入後の修理費・維持費を考えると庶民が仲々買えないのがベンツ！

Answer 4

あまりにも社会の常識知らずですね（柔らかく書いてます）。
輸入や輸出には為替相場というものが付きまといますよ。
去年なんか、毎日のように歴史的円高とか超円高と言われてたのに。
今は、円安とか以前のレベルに戻ってきたとか毎日のように言われてるのに。
でも、人間離れした人に言っても無理か。

Answer 5

正直、あの時代(w201 w124 w140)の作りとは全然違います。
よく言えばオーバークオリティ、悪く言えばコスト高の時代のメルセデスと今のメルセデスはアッパークラスの一部を除いて別物と考えるべきです。
メルセデスと言えどもコストカットして安く大量に売って行かないと成り立たない時代ですからね。
もし、機会がありましたらミドルクラス以下のメルセデスに試乗してみて下さい。
メルセデスっぽい所はありますが１９０を出した時のような感じとは車が違いますから。

Answer 6

ドイツ本国でのプレミアムクラスの御三家の競争があります。
D〜FセグメントでMercedes,BMW,Audiが凌ぎを削ってます。
円高もあり、日本での販売価格はだいぶ下がりました。
190Eの時代とドイツ本国の価格はそんなには下がっていませんから、日本での販売は為替の影響で相当安くなったのです。
ただ、昨今の円安基調で、既にドイツ本国での価格よりも日本での販売価格が安くなっています。
一部のディーラーでは値引きを絞ったり、価格改定が始まってます。

(arohakobeさんへ)