2021年11月
■2021年11月
FCAジャパンは、ジープブランドでは初となるピックアップトラック「グラディエーター」を2021年11月30日に発表、同日より受注を開始した。
グラディエーターは「ラングラー」をベースに、ダブルキャブ(4ドア)ボディ+荷台を備えたピックアップトラック。車体の骨格には悪路走破性や牽引能力にすぐれる伝統のボディ・オン・フレーム構造、さらにジープブランドならではの7スロットグリルが採用されている。
日本導入モデルはジープ最強のオフロード性能を誇る「ルビコン」仕様で、前後デフロック機構や悪路走行時にサスペンションストローク量を増加させる電子制御式フロント・スウェイバー・ディスコネクトシステム、極低速走行を可能とする専用ローギヤ付きロックトラックフルタイム4×4システム、マット&テレインタイヤなどを装備する。さらに前方に設置されたカメラにより前方下部の映像を映し出すオフロードカメラ、FOX社製パフォーマンスショックアブソーバーが備わり、実践的な悪路性能が一段と高められている。
ボディサイズは全長5600㎜×全幅1930㎜×全高1850㎜、ホイールベース3490㎜。ベースとなったラングラー(アンリミテッド ルビコン)に対して730㎜長く、35㎜ワイド、ホイールベースも480㎜長くなっている。最小回転半径は6.9m。最低地上高は200㎜を確保しており、水深762㎜までなら渡ることのできる渡河性能も確保されている。
パワーユニットは最高出力209kW(284ps)/6400rpm、最大トルク347Nm/4100rpmを発生する3.6リッターV6DOHC。トランスミッションは8速ATが組み合わされる。
インテリアはスマートフォンの接続も可能なオーディオナビゲーションシステム(Uconnect)をはじめ、サブウーファー付きアルパイン製プレミアムスピーカー、レザーシート、前席シートヒーターなど、快適装備を充実。キャビンは5人乗りとなり、リヤシートの背後やシート下には収納スペースを確保している。荷台の最大積載量は250kg。
ボディカラーは全9色が設定され、いずれもブラックまたはブラック/ダークサドルの2色のインテリアカラーとの組み合わせが可能だ。
2022年3月4日には価格改定を実施した。
同年6月1日には価格改定を実施した。
同年8月1日には価格改定を実施した。