ホンダ バモス 「理想主義こそホンダの良さ 母親用の自家用車として新規格の軽の中から選びました。母は当時仕事を続けていて、荷物の積載量が多いこと、四輪駆動であることくら」のユーザーレビュー

理想主義こそホンダの良さ 母親用の自家用車として新規格の軽の中から選びました。母は当時仕事を続けていて、荷物の積載量が多いこと、四輪駆動であることくら

2010.9.8

総評

理想主義こそホンダの良さ
母親用の自家用車として新規格の軽の中から選びました。母は当時仕事を続けていて、荷物の積載量が多いこと、四輪駆動であることくらいが条件で、ほぼ私の好みで選びました。
新規格の軽自動車のなかで、ホンダだけがオフセットクラッシュ(時速55kmで走行し、前面40％の部分でアルミバリアにぶつかっても命に別状ないこと)に対応していることを知って、「安全にこだわるならホンダしかないな～」と消極的理由で選びました。
乗り始めるととても奥の深いクルマであることに気づきました。シンプルなデザイン、エンジンの搭載位置、パッケージングなど「本当にユーザーのことを考えたクルマ」だと感心しました。ホンダの良さはスポーツカーにあるんじゃなくバモスのような「生活密着車にあるんだなぁ」と再確認した次第です。

満足している点

・衝突安全に積極的に取り組んだクルマ。1999年当時オフセットクラッシュに対応している軽はホンダにしかなかった。
・すぐれたパッケージング。エンジン位置が後輪の車軸上にあるので、常に後輪にトラクションがかかり力強く走れる。エンジンが遠くにあるので室内は静かで、前席下にエンジンがある他社バンに対して座席位置を低くできるので乗り降りが簡単。(また、シートを厚くできるので乗り心地も良い。)前輪位置をシート下からボンネット下に移したためホイールベースが伸びて直進安定性が増している。
・シートが素晴らしい。シンプルで平板に見えるが、コシがあって長時間乗っても疲れない。また、インパネのデザインも「シンプルだけど貧乏臭くない」良いもので、誰が乗ってもどこに何があるかすぐわかる工業デザインの基本のようなクルマです。
・愛嬌のあるデザインが素晴らしい。サイドから見ると、ちょこっとボンネットが飛び出たデザインがかわいい。正面から見ても、四角いライトが機能性を表現していて「かわいさと力強さ」を感じる。「コストはかけないけれど、時間をかけて十分吟味したシンプルなデザイン」これこそがホンダ流！当時は時間があるとクルマの周りをじろじろ眺めて過ごしていました。(他人が見たら完全に変な人ですよ！)バモスはステップバンのまさに後継“車”なのだな～。

不満な点

・４輪駆動だったこともあって、５ＭＴとはいえ力不足は否めませんでした。荷物を乗せて使うのが基本なので、1速のギア比が低く気をつけていないとすぐに「ブオォォォ～」とエンジンが吹け上がってしまいました。このクルマの用途を考えれば短所とは言えないですけどね...
・雪国に住んでいるので４輪駆動は必須でした。この４ＷＤのシステムは、後輪が雪で滑ったのを感知して前輪を駆動させるものです。当地は日本海側で湿った雪が多く、雪がとけてビシャビシャの状態で後輪が滑ると突然前輪に駆動力がかかりハンドルを取られてしまうことがありました。(さらさらの新雪の時は問題ありませんでした。)停止している状態からスタートするときは常に４輪に駆動力がかかるようになっていればハンドルを取られることもないと思います。(ただし、そうするとシステムの重量が重くなってしまうんでしょうけどね...)

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験