フォード モンデオ セダン 「トータルバランスの高さはピカイチ」のユーザーレビュー

トータルバランスの高さはピカイチ

2024.5.4

総評

細かい点や細かくない部分の不満はありますが、足の素性の良さを直ぐに実感できる車で、不満点を少しずつ改善してきた結果、自分の嗜好・要求性能を満足してるという点で、所有した車の中ではC5と並んで（車の性格は全く違いますが）満足度が高い車になったかなと思っています。
電子デバイスもなしにこのバランスを作り上げたFORD STのシャシエンジニアのレベルの高さには敬服します。

満足している点

・3LのV6のFF車とは思えないニュートラルなハンドリング
・広い室内
・直進安定性が高く、そこそこフラットな乗り心地
・回したときは、なかなかのパワー

不満な点

・効きの悪いフロントブレーキ
・フライホイールが重すぎて回転落ちが遅すぎる
・3Lにしてはプアな発進トルクの細さ
・フットレストがない
・LHDを簡易的にRHD化したABCペダル位置の悪さ

デザイン

3

普通の形です。
詳細にいうと、このクラスではBMW3シリーズに代表されるロングノーズショットデッキの車と並ぶと、バランス的な見劣り感は否めません。ただし、ショートノーズロングデッキは取り回しと居住性に優れますので、言ってみれば名を捨てて実を取った的なデザインと思っています。

走行性能

4

ノーズにＶ６を積んでいるとはにわかに信じられないハンドリングです。 Ｆtタイヤをちゃんと接地させて使い切っている感じです。但し、その分タイヤの負担も大きいようで、Ftタイヤの減りは早いです。
ブレーキとフライホイールには大きな問題あるため星4ですが、両方とも改良した当方の車の現在の状態は星5つです

乗り心地

4

当方所有車歴の中での評価としてはＣ５を星５とするとラグナ/405が星４となるので、その下となるモンデオは相対的に星３が妥当なのですが、パワーとハンドリングとの両立性とシートの出来の良さを考慮し、特別に星4つにしました。
特にシートは国産車でよく見るOEM品のレカロと違い、さすがに本家のモノはサイズもたっぷりしており、ワンランク上の座り心地です。
自分の歴代の車両と比べてもC5の純正シートと双璧です。

積載性

3

容量的には問題ないレベルですが、深さと形状には少し不満アリ。
リアシートがシングルフォールディングなので、平らにならないのも不満

燃費

-

気にしてたら乗ってないです。

価格

3

前車のC5が大体、500万弱でしたので、新車価格450万は高くないと思います。

故障経験