日本では車が左を通り、アメリカでは右を通るのはなぜですか？

Answer 1

自動車はフランスで発明され、それがドーバー海峡を渡ってイギリスの産業革命で発達します。

ここで、親英及びイギリスの植民地だったところは右ハンドル、反英の国・地域は左ハンドルになります。100年以上前の昔、イギリスとフランスはメチャクチャ仲が悪かった。

日本は江戸末期の大政奉還当時、坂本龍馬率いる土佐・薩長連合の討幕派をイギリスが武器などで支援、幕府側をフランスが支援していました。ここでイギリスが支援した倒幕派が勝ったため、以後の明治政府はイギリスから近代技術や法整備などを導入することになります。

仮に江戸幕府側が勝利していたら、フランスと同じ右ハンドル左側通行になったと思われます。武士の刀は関係ありません。

イギリスが何で左側通行かと言えば、古代ローマ帝国時代から馬や馬車は左側通行が基本でした。これは、多くの人が利き手の右手で挨拶や鞭を振るうからです。

これが複座の馬車になると、馭者は右側に座るようになります。そうなると追い越し（追い抜かれる方に避ける注意義務がある）などは右側からということになり、遅い馬車は左端を走ることになります。
これが左側通行の基本となり、イギリスでは幅の狭いロンドン橋の完成で左側通行が法制化されます。

これに対してアメリカでは、国土が広いために道も広く大型の複数頭立ての馬車が普及します。この場合、馬列も幅があることから馭者はコントロールと昇降がし易い左後ろに乗ることになるのです。
右利きの人の場合、（自転車に乗る際にも）左足でステップして右足を大きく上げますよね。すると左側が乗り易いのです。

そうなると、馬車の追い越しは左側からとなり遅い馬車は道路の右端を走るようになるわけです。ここから、右側通行がルールとなります。

イギリスからフランスへ自動車技術が渡る際に、馬車の延長線上として左手で手綱（ハンドル）を握り、ギアチェンジは鞭と同じく右手で行なうのが理にかなっています。フランス以降、EU各国はこれを踏襲したために左ハンドル右側通行となります。

イギリスは馬車の時代に法整備を行なってしまったことから、伝統を重んじる文化が馬車のルールをそのまま自動車にも当てはめたものです。

質問者からのお礼コメント

そんな事があって今があるんですねー！ありがとうございました！他の方も詳しい説明ありがとうございました！

Answer 2

日本が左なのは、イギリスの影響でしょう。
日本はイギリスから道路造りを学んだそうです。イギリスは元々左通行だったので、それがそのまま日本の道路にも受け継がれたのでは。
記憶が正しければ、１８６０～７０年代の話だった気がします。もしかしたら違うかもしれません。
明治維新あたりでしょうか。
イギリスはというと、左腰に剣をさして歩いていたので、剣と剣がぶつからないように左側を歩いていた。それがそのまま道路にも反映された。そうです。
ただ、同じく刀を携行していた日本は道路ができるより昔から左側通行であったのかもしれません。それがちゃんとした決まりとしてかどうかは別として。
もしそうなら、イギリスの影響を受けなくとも左側通行に行き着いていたかも。
アメリカですが、これはナポレオン説を聞いたことがあります。
フランス革命の最中、ナポレオンは国内外の道路は全て右側通行だ！ という法令を出したそうです。ナポレオンのインフラ整備は大規模なものだったので、ナポレオンが道路を作ったところは右になったのでしょう。
これはナポレオンが左利きだったからだそう。剣を右腰に持っていたナポレオンが、俺に合わせろ的な感じで決めたのでは。
まあこれは諸説あります。

Answer 3

『Come on！』のゼスチャーはどうでしょうか。

Answer 4

アメリカのことはわかりませんが、日本が左側通行の理由を↓

日本人は昔、刀を左側にさしていました。
日本人は右利きが多いですから、刀は当然、左にさしますよね。
この状態で右側通行をした場合、お互いの刀がぶつかってしまいます。

そうならないために、日本は左側通行になったのだと考えられています。

Answer 5

この前テレビで見ましたが
日本は昔武士が刀をつけてましたよね？
で、その刀が左腰に着いていたらしいです
なので右側通行すると刀がぶつかるので左側通行になったらしいです
で、その名残で今も左側通行になっているらしいですよ