2022年3月
■2022年3月
ステランティス ジャパンは、DSオートモビルのフラッグシップサルーン「DS9」を2022年3月17日に発表、同日より販売を開始した。
DS9は流麗なルーフライン、スリークなプロポーションを特徴とするDSブランドの4ドアセダン。フロントフェイスはDSオートモビルのデザインコードを踏襲、「ルーブル・ピラミッド」をモチーフとしたリヤにはひし形にカットされたリフレクターのテールランプを採用するなど、斬新な高級感を印象づける仕上がりとした。ボディサイズは全長4940㎜×全幅1855㎜×全高1460㎜、ホイールベース2895㎜。ラインアップは上級グレードとなる「オペラ」、標準仕様として「リヴォリ」が設定される。
インテリアもフレンチラグジュアリーを表現しており、オペラには「アールルビィ」と呼ばれるムラ染のレザーを採用。インストルメントパネル正面と上面、前後ドアトリム上部、ウォッチストラップデザインのシートには上質なナッパレザーを使用した。また、要所要所にオートクチュールのドレスの技法を由来とするパールトップステッチをあしらい、ルーフライナーにはアルカンタラが使用されている。
リヴォリにはシックな「バサルトブラック」のレザーにダイヤモンドパターンのステッチが施されたインストルメントパネルとシートを採用。両グレードともウッドパネルはあえて使わず、ステッチのアクセントを施したレザーを貼り込むことで空間の豊かさを演出している。
装備では8インチのタッチスクリーンを採用したほか、その上部にはフランスのラグジュアリーウォッチブランドB.R.Mのアナログ時計、ひし形に彫りが入ったボリュームダイヤルを備える。「オペラ」にはリヤ左右席にシートヒーターに加え、クラス初となるベンチレーション機能を追加。頭部をやさしく包み込むラウンジヘッドレストも備わる。オーディオはフランスを代表するハイエンドオーディオブランド、FOCAL(フォーカル)とのコラボレーションによる14スピーカーと出力515Wのサウンドシステムが両グレードに標準装備。
パワーユニットは最高出力165kW(225ps)/5500rpm、最大トルク300Nm/1900rpmを発生する1.6リッター直4ガソリンターボに8速ATの組み合わせだ。
装備では「フロント&バックカメラ」、「アクティブセーフティブレーキ(衝突被害軽減ブレーキ)」、レーンキープ時にドライバーが任意に左右位置を決めることが出来る「DSコネクテッドパイロット(トラフィックジャムアシスト/レーンポジショニングアシスト)」、「アクティブクルーズコントロール」、「ブラインドスポットモニター」、「DSドライバーアテンションモニター」、駐車支援システムの「DSパークパイロット」、配光モード自動切替機能付きの「DSアクティブLEDビジョン」が全車に標準。オペラには「DSナイトビジョン」、「スライディングガラスルーフ」、「ナッパレザー」、「ブラックルーフライニング」などが標準となる。
ボディカラーは「クリスタルパール」、「ブルーミッドナイト」、「ノアールペルラネラ」、「ブランナクレ」の4色が用意される。
同年7月1日には価格改定を実施した。
同年8月22日には価格改定を実施した。
同年10月1日には価格改定を実施した。