スポーツカーが好きな方、詳しい方に質問です。自分は車は全く詳しくありません。 かなり古いですが、自分はフェラーリ ディーノ 206GT という車が結構好きで、カッコいいなぁと思っています。

Question

152台程度しか生産もされておらず、今となっては大変貴重な車だと思います。

某漫画で、フェラーリ ディーノ 206GT を廃車寸前で手に入れてコツコツ磨き上げて、見た目ピカピカのように仕上げた とあったので興味をもったのでご質問しますが、

廃車寸前ということは、外観以外にも内観的に問題がある(エンジン、走行距離等) から廃車になるわけであって、 ディーノのような年代が経っている車を再生することってできるのですか？
外観に関しては磨くことは可能かもしれませんが、内観的なものってできるんですか？

出来るにしても パーツを取り寄せたりすることすら大変困難なような気もします・・・。

ご回答お願いいたします。

Answer 1

＞＞廃車寸前ということは、外観以外にも内観的に問題がある(エンジン、走行距離等) から廃車になるわけであって、 ディーノのような年代が経っている車を再生することってできるのですか？


出来ないのはそのお店に知識や技術がないからです。
知識と技術があれば差風理 流用 ワンオフなど
あらゆる手段で修理します。



＞＞外観に関しては磨くことは可能かもしれませんが、内観的なものってできるんですか？

職人さんはあなたが思っている以上にすごい能力を持っています。

ダイハツミゼットⅡのフェンダーやボンネットなど
職人さんが1枚の鋼板を切り出し
そこから叩きで手ずくりでパネルを作っています。

これには理由があり
今の若い社員に後継者として技術を引き継いでほしいという事から
この企画が発足されています。


他にも
新幹線のフロント部分の各部のパネル
これも全て職人さんが鋼板を切り出し1枚1枚手ずくりでパネルを叩き
制作しています。

大型船等も同じです。

ダッシュボードにしてもインナートリム（内張り）にしても
職人さんがきれいにリペアしてくれます。

カムシャフトが折れても
その見本からさ採寸して削り出す事も可能です。


あなたがフェラーリ ディーノ 206GTを手に入れたとして
あなたが望むのであればきれいに修復する事は可能です。

エンジンルームに余裕があれば
故障の少ない日本車のエンジンに乗せ換えて構造変更して登録する事も可能です。

当社でも排ガス規制の問題が出た時期に
毎日のようにエンジンを乗せ換えしたり

新車の85（86ではない85）のホワイトフレームを部品で購入して
86を丸ごと移植したり忙しい作業に追われたことがあります。

ようは
そのお店 会社次第です。


＞＞走行距離等) から廃車になるわけであって、 ディーノのような年代が経っている車を再生することってできるのですか？

出来ますよ。
部品は作れます。

図面さえ引けばお望みの部品を作って貰う事は可能です。

ローバーのリアテンションロッド
山遊びに行くとこれが曲がります。
新品にしても山に行くと見事に曲がります。

この場合
お客様も折角お仲間と山遊びに行ってるのに
曲がって帰れなくなると他の人にまで迷惑が及びます。

曲がると分ったら強化品を作ればよい事です。
こんな部品も図面さえ引いて依頼すれば作って貰える時代です。

なので

もし 購入できるのであれば購入してレストアできるお店に依頼して下さい。


過去に
感動したレストア車輛がこちら
こんな状態からでもきれいに修復できるお店があります。

だから縁があればあきらめないで前向きに考えて下さい。

当社では諦めません。
根性で修復します。

https://www.youtube.com/watch?v=f3oRvgLxoCQ

質問者からのお礼コメント

教えて頂いたたくさんの方々ありがとうございました。いろいろ勉強になりました！

Answer 2

パーツは特注で作ってもらうことになります。

Answer 3

金と手間を掛けりゃ不可能じゃないです。
逆に言うならそれだけ金かけてレストアしても元が取れると言うことですよ。
直しても数百万円程度にしかならないならレストアなどしないです。
フルオリジナルに拘るヒストリックカーコンテストに出すとかでなければ部品などワンオフでも作れますし。
そもそもが手作りみたいな車ですしね。

Answer 4

昔テレビで5000万円と数年かけてレストアした人を見ました。
お金が有れば可能です。

ただしMTですからヒール＆トー・ダブルクラッチすら出来ない様では、エンジンとクラッチを簡単に壊してしまいますよ。

Ferrariは人間より格上の存在です。車云う通り運転出来なければ、お話に成りませんよ。

国産車の様な無能なドライバーの、下手くそな運転を許容してくれる、優秀な召し使いだと思っていると、全く相手にすらしてくれませんよ。

世界トップクラスの良い女❗️だからスーパーレディと言われています。

そのわがままを全て余裕で受けとめる度量と、お金が当然必要です。

Answer 5

廃車寸前て、言葉のあやでしょう。

イメージで廃車と言えば、ポンコツ、スクラップ、解体屋になりますが、車検が切れていて、乗ってなく飾ってあっても、ナンバー切ってなかったら廃車寸前と言いますよ。

また、ナンバーを切った状態でも書類上は廃車ですが、スクラップになる事はなく、飾ってあっても廃車寸前と言うと思います。

フレームナンバーだけでも生きていれば（シャシーがあれば）、復元はできます。費用はとてもかかります。はっきり言って、元がなにもなくても作れるのですが、それじゃあコピー品になってしまいます。
当時に分け与えられたシャシーナンバーが生きてあるからこそ、レストアが可能なのです。

Answer 6

需要のある車であれば簡単に直せる状態の車が廃車ってのはまずあり得ないからね
古い車で一番怖いのはエンジンがどうとかってよりボディの錆びかな？
まぁディーノみたいな車になるともはやそういう次元の話ではないだろうけども(笑)
一から車作るぐらいの覚悟がないと無理だろうなぁ

Answer 7

古い車の部品は手に入れるのが無理です。
なので作るしかありません。
廃車寸前ってことは使える部品の方が少ないと思います。
車一台丸っと作ってもらえる財力があれば再生する事は可能です。

Answer 8

やる人はパーツそれ自体をワンオフ製作するぐらいはするでしょうね。
いくらくらいかかるんですかねえ。

Answer 9

元車屋です。
無いパーツは作ればいいんですよ。
旧車の世界は、あるもので何とかするんではありません。
無いものは作るんです。
ワンオフで作れば作れないものはほとんどありません。
いくらかかるかは別問題ですけどね。