2016年11月
■2016年11月
プジョー・シトロエン・ジャポンは、2016年11月21日にシトロエンのMPV「グランドC4ピカソ」に、PSAグループ最新のクリーンディーゼルエンジン「BlueHDi」を搭載、さらにフェイスリフトや最新の運転支援技術を充実させ、2017年3月1日にデリバリーを開始した。
新たに搭載されるクリーンディーゼル「BlueHDi」は、DPF(ディーゼルパティキュレートフィルター)、AdBlue(尿素水溶液)式SCR(選択還元触媒)を持つPSAグループの最新ディーゼルエンジンの呼称。累計生産100万台を突破し、日本市場ではシトロエンC4、DS4、プジョー308、508など、PSAグループの3ブランド全5モデルに搭載される2.0リッター直4ディーゼルターボ。最高出力110kW(150ps)/4000rpm、最大トルク370Nm/2000rpmの性能を持つこのユニットは、グランドC4ピカソのキャラクターに合わせてチューニング。パフォーマンスと実用燃費のバランスが図られ、18.0km/LのJC08モード燃費を実現した。
エクステリアは5人乗りのC4ピカソと7人乗りのグランドC4ピカソのフロントマスクを共通化。ダブルシェブロンから左右に伸びるクロームラインはLEDポジションランプ手前でアクセントが付けられ、さらにブラックの縁取りが施されたヘッドランプ、上下2分割のグリルの下にC型クロームデコレーションを備えたフォグランプユニットの装着、ルーフレールカラーも明るいシルバーに変更するなど、プレミアム感を向上。装着されるアルミホイールもホイールカラーをグレーからブラックに変更した。
インテリアはダッシュボードの各部アクセントをブリリアントブラックとし、全体がシックにまとめられた。シートは新素材のブラック&グレーのコンビシートが採用された。
装備ではバンパー下のセンサーに足先を蹴り出すことでリヤゲートが開閉する「ハンズフリー電動ゲート」をはじめ、先進安全装備についても「アクティブセーフティブレーキ」、ブレーキサポートを備えた「アクティブクルーズコントロール」、「レーンキープアシスト」、「アクティブブラインドスポットモニター」、カメラが制限速度を認識してインパネに表示する「スピードリミットインフォメーション」などをシャインBlueHDiに標準装備。新タッチスクリーンは日本語の表示も可能となっている。
なお、2017年3月1日のフルライン導入に先駆け、装備をシンプルに抑えてリーズナブルな価格を実現した「グランドC4ピカソFEEL BlueHDi」が限定200台で発売された。
■2017年10月
プジョー・シトロエン・ジャポンは、シトロエンのMPV「グランドC4ピカソ」に特別仕様車「デューンベージュ」を設定して、2017年10月25日に120台限定で発売した。
「デューンベージュ」はクリーンディーゼルエンジンを搭載の「シャイン ブルーHDi」をベースに、グレーベージュとブラックのツートンファブリックシートを装備。ダッシュボードカラーもベージュで統一し、車内を上質な雰囲気に演出した。
またパノラミックガラスルーフやハンズフリー電動テールゲート、助手席電動カーフレストなどを特別装備して、快適性を向上した。
■2018年4月
プジョー・シトロエン・ジャポンは、シトロエンのMPV「グランドC4ピカソ」に特別仕様車「ワイルドブルー」を設定して、2018年4月2日に120台限定で発売した。
「ワイルドブルー」は、2017年10月に発売した「デューンベージュ」に続く、特別内装仕様モデルの第二弾。クリーンディーゼルエンジンを搭載の「シャイン ブルーHDi」をベースに、シートカラーに豊かな大西洋やアマゾンの大自然をイメージした深いブルーグリーンを採用。シートカラーに合わせたアクセントカラーをインナードアハンドルにもあしらい、フランスらしいインテリアコーディネートも特徴。テーマはアクティブとのこと。
またパノラミックガラスルーフやハンズフリー電動テールゲートなどを装備して、快適性を向上。さらにフロントアクティブランバーサポートやダッシュボードまわりの
クローム加飾、ステップガード、フロアマットのほか、2~3列目シートを畳んだ際にフロアをフラットにできるリジッドボードといった、車中泊にも有効な装備が追加されている。
ボディカラーは、ブランバンキーズ、サーブル、ラズーリブルーの3色を設定した。