クライスラー３００Ｃに詳しい方、また使用されてた・していた方へ質問です。 現在３００Ｃの購入を考えています。

Question

過去に不具合があった場所など、参考までに教えて下さい。

Answer 1

兄弟車 ダッジ マグナム乗りからの回答です。

発生頻度【大】再発もする
ATカプラーからのATF漏れ・・・カプラー交換を２～３年又は２～３万キロ毎に交換で予防できる。
カプラー代 1,800円程度＋工賃5,000円～1万円
ほぼ100%発生する不具合です。ベンツの5速ATなのでベンツでも発生してます。

パワステホースからの液漏れ・・・インチアップした車両に多い、発生したら交換
ホース代1.5万円程度＋パワステフルード2～3千円＋工賃1.5万円～2万円

発生頻度【中】一度修理すれは再発の恐れはない
ATシフトのロック・・・ATセレクトレバー内部の部品の損傷により、セレクトレバーが動かなくなる。
クライスラー対策部品500円＋工賃5,000円～10,000円
正規輸入車ならディーラーで無償交換してもらえる場合もあり。
社外品(アルミ製で絶対に壊れなさそう）を用いる場合部品代5,000円(アメリカ直接手配)～1万円(日本のアメ車専門店)
※不具合頻発箇所です。遅かれ早かれみんな経験します。

フロントタイヤの内側片べり・・・ローダウンすると頻発、ノーマルでも発生
アライメントがネガティブキャンバーなのが原因（特に右側）
キャンバー調整機構が無いので、ベンツ用の調整ボルト（3,150円）を用いてアライメント調整を要する。
調整ボルト1本1万円とかボッタくる店が多い。アライメント調整2～3万円＋部品代6,300円程度が目安。

発生頻度【小】発生は運次第
フロントロアアームジョイントのブーツ割れ・・・4万km程度から発生ただし頻発はしない運次第
クライスラーディーラー(正規品での修理）ではアセンブリー交換
部品代19万円×左右＋工賃7～10万円の50万円コース
アメリカのアフターパーツでジョイント部のみ取寄せ＆交換で（ディーラーではやってくれません）
部品代1.5万円＋工賃7万円程度 ※過去の私の回答履歴参照

ATミッションへの水の浸入・・・エアコンドレンのドレン管延長加工＋ATレベルゲージ付け根のシーリングで防止
加工費は車購入時にお願いしておけば、サービスでは？
なお、ATへ水が浸入すると変速不良・トルコンすべり・ジャダー・・・最悪は走行不能
修理代はATオーバーホールで30万円以上
AT交換（新品）で70万円以上
リビルト品で30～50万円程度の修理になると思われます。


基本的には壊れにくい車です。発生頻度【大】にしたものは、定期交換部品と割り切って対応しましょう。
また、消耗品（ブレーキパッドなど）も日本では在庫なしだったり、正規品で割高なものも多数あります。
ebayやamazon.com他アメリカの車屋通販サイトなど（併せて輸入代行業者)を使って、部品の個人輸入をできるようにしておけば、維持費は国産車並みでしょう。
※大排気量の自動車税、外車としての任意保険（特に車両保険）が高額なのは仕方が無いことです。

質問者からのお礼コメント

事細かに教えていただきありがとうございます。購入後も役に立つ情報です。車の引きはいい方なので、ATミッションへの水の浸入は起こらないと信じて購入します。ありがとうございます。

Answer 2

これといった持病のようなものはありません。

たまにあるのがエアコンの排水がミッションに滴り落ちてミッション内に侵入し、故障する例があります。
ミッションが壊れると高くつきそうですが、カプラーのパッキンの確認や排水経路の対策をしたら心配ありません。

アメ車は壊れるという人がいますが、今のアメ車は丈夫です。
特に300Cは足回りや駆動系がベンツですので。