車検費用について質問です。 2021年式のALPINA D3 ツーリングワゴンなんですが、車検費用が25〜27万円という見積もりが出ています。

Question

ディーラーなら50万近くかかるということだったので、一般的な輸入中古車販売店にお願いしました。
この金額は相場から考えて妥当でしょうか？

Answer 1

輸入車ディーラー勤務の営業（元メカニック）です。

まず車検についてですが、
１：ディーラーでやる車検
２：ディーラーではないがBMWに特化した専門の整備工場でやる車検
３：ディーラーではない色んな車の整備をする整備工場でやる車検
４：代行車検
５：ユーザー車検
と大まかに分けてお話をします。



１：ディーラーでやる車検
正規ディーラーでは、【36ヶ月もしくは24ヶ月法定定期点検整備付き車検】となります。
定期点検記録簿に記載されている項目の法定点検と整備を実施します。
さらに【メーカーから指定されている定期整備】の項目もあります。
これらは、その項目が問題無いかをチェックするという整備です。

あとは【交換時期が来た必要部品や油脂類の交換整備】です。
エンジンオイルやブレーキフルード、ワイパーやプラグにバッテリーといった物を交換するという整備ですね。

ディーラーでは、「壊れているから整備しましょう」だけでなく「このままだと壊れることに繋がるから整備しましょう」という提案を当然します。
病期になる前に改善しましょうという医者と同じです。

あとは、ここ最近の車両の【コンピュータ診断】をするためのツールを保有しているというのもディーラーだけです。
ここ最近は、汎用診断機では深いところまで見えないようになってきているので、ディーラーの診断機でしか診れないという車両も増えています。

そして、【継続検査（いわゆる車検）】です。
ライト類の点灯が問題ないか？
ワイパーやウォッシャ液噴射の作動は問題無いか？
ヘッドライトの光軸は問題ないか？
制動力は問題無いか？
スピードメーターの狂いは無いか？
排ガスの濃度は問題無いか？
足回りのガタは無いか？
オイル漏れや水漏れは無いか？
これらの確認が継続検査です。

最後に、当たり前ですが【毎日朝から晩までBMWだけを診て整備をしている、ドイツ本国のメーカーBMWが認定したメカニック】が作業をします。

つまり、ディーラーの車検とは
【BMW認定のメカニック】が【法定点検】と【メーカー指定点検】と【予防整備も含めた必要部品交換】と【専用のコンピュータ診断】をしたうえで、【継続検査】をするという車検です。



２：ディーラーではないがBMWに特化した専門の整備工場でやる車検

特化した専門の整備工場には、日頃そのブランドの車種を見慣れている・整備し慣れているメカニックがいます。
そしてその特化した専門の整備工場でもディーラーに近い整備をするところが多いのですが、【メーカー指定点検】が無かったり【専用のコンピュータ診断】が汎用テスターになり診れる範囲が狭まるので安くなったりすることはあるでしょう。
また部品交換なども「これくらいなら今交換しなくても大丈夫だろう」と経験則から判断されて省かれるようなこともあるでしょう。

そのため、ディーラーに比べたら費用が安くなるように見えますが、全く同じ内容のまま安いのではなく省かれている分安いということです。

そのためここでは、【BMWに見慣れたメカニック】が【法定点検】と【最低限の必要部品交換】と【汎用コンピュータ診断】をしたうえで、【継続検査】をするという車検です。

余談ですが、こうした特化した専門のショップでも、自分達で診る事が出来ない診断や修理だとディーラーに持ち込んできます。
やれる範囲の限界が違うということですね。



３：ディーラーではない色んな車の整備をする整備工場でやる車検

例えば、BMWを整備したことはあるが正直詳しいところまでは分からない…という整備工場はたくさんあります。
工場というよりは整備士が、ですね。
タイヤがついてエンジンがついてハンドルがついて…というように車としてはどこのメーカーでも最低限の基本は同じなのでやれない事はないのですが、やった事がないから整備方法を知らないとかです。
「これってここを外せばいいの？」とかそういうレベルの可能性もあります。
実際、私自身が自分の勤務するブランドの車が来たら整備出来ますが、プリウスやカローラが来たら「え、これどこに何が付いてるの？」となるのと同じです。
だって、見たことないですから。

エンジンオイルやブレーキフルードもちゃんと適合を調べてチョイスしてくれればまだいいほうで、最悪のパターンは「これでいいだろう」で進んでしまうケースです。
だって知らないのですから。

そうするとどうなるのかというと、
【普段BMWを見慣れていないメカニック】が【よく分からないがなんとかやった法定点検】と【おそらく合っているであろう必要部品交換】をしたうえで、【継続検査】をするという車検です。



４：代行車検

ここまでくるともう整備はしません。
代行業者があなたの代わりに陸運支局へ車を持ち込み【継続検査】を受けてきてくれるだけです。



５：ユーザー車検

ご自身で陸運支局に行き、検査場で検査員に【継続検査】だけを確認してもらうだけです。




ご質問の「この金額は妥当か？」ですが、ご自身にとってこれらのどれが安心できるか？です。
同じ内容で高い安いなんてのは発生しないはずです。



よく「車検なんて自分で持って行けば、法定費用プラス数千円で済む。ディーラーなんてぼったくりだ！要らない整備や部品まで含めてやがる！」と高らかに叫ぶ方も見かけます。

ディーラーは「病気になったから治療しましょう」だけでなく、「病気にならないように予防もしましょう」や「この子のパフォーマンスをしっかりと発揮出来るようこの整備もしましょう」と提案します。
至極当たり前のことです。
プロに診てもらって「これもやったほうがいいですよ」と提案されずに整備を実施して半年後1年後に壊れたり調子が悪くなったりしたら、「本当にちゃんと診たの？」となりませんか？
だから提案するんです。
プロですから。

隅々までその車のことを理解していて、ご自身でちゃんと必要な整備が出来て、その車の健康状態を維持出来るのであればそれでもいいでしょう。

ウチでもたまに車検見積りを見て高いと言いあれこれと省く方がいますが、その中で本当に理解した上で【必要整備を分散して実施する】としている方は半分もいないです。

Answer 2

＞2021年式のALPINA D3 ツーリングワゴンなんですが、車検費用が25〜27万円という見積もりが出ています


27万？
質問者さんは、そうした車両の整備費や部品代に対し、
法定費用が別なのは分かりますよね？

ALPINA D3 ツーリングワゴンの何なのか何も分かりませんが、
重量税は1.5トン越え？
又は2トン越えとして2年41,000円、
自賠責、時価（17,650円）
検査料2,200円
お持ちの車両の法定費用は6万円弱のようですし、

見積もりの内で２０万円以上が整備や部品交換になるのでしょう。
しかし、
そこまでは要らない整備や、要らない部品交換費用を全てを売り上げのためにお店は提示するのでしょう。

つまりは、
ご自分で車検を受けることではテスター料を含め7万円程度で済むのです。
対し、
そうしたお店は沢山の料金をお客さんから多く支払ってもらうことが目的ですし、お客側は内容を見極め20万円もの余分な負担を少しでも抑えることできると思います。

Answer 3

普通の人が言う車検費用のうち多くは整備修理費用が占めています。

車検費用の内訳のうち、整備修理費用の明細を見ていけば
それが、予防整備なのか、必須なのか
場合によってはボッタ価格なのかわかることがあります。

どんぶりで総額いくらで話をされても相場もヘッタクレもありませんがな…

Answer 4

車検法定費用＋車検手数料（車検整備代含む）が車検費用で
その他は整備費用なんでどこまで整備があるのかわからない
25万や50万は一体何をしたらそういう金額に化けるのか？

Answer 5

国産車にくらべると 圧倒的に販売台数が少ないですから
車検や修理で 利益上げなきゃつぶれます。
ある意味 止むを得ない価格かもしれませんね。
国産でも 販売台数の少ない車は 修理や車検
高いですけどね。

Answer 6

内訳わからないとね。
多分それ税金も含んでませんか？

外車だしどうだろうサスペンションか油漏れてたとかエンジンミッションからオイル漏れてたとかじゃないかなと思います。

エボ10にのってますが車検でどこか故障が見つかると税金含めて10万は軽く越えますし15万とかザラにあります。
外車なら部品は全て輸入だし多少円高に振れたとは言えまだまだ高いですよ。下手すると日本車の同じような部品の2倍かかります。過去にフェンダーモールが日本車なら5000～7000円としたら外車ので最高3万ってのがありましたしエンブレムなんかは日本車なら3000円するかどうかですが15000円ってのもありました。

古いと更に高くなります。

Answer 7

輸入車だと、そんなものかもです。

しらんけど