ヒュンダイのエクウスはベンツＳクラス、ＢＭＷ７シリーズ、レクサスＬＳと対等に戦えるクルマですか？

Answer 1

新車でもエンジンルームやドアヒンジのネジ頭がナメまくっていますので対等には勝負できないどころか、
同じ土俵にも上がれないでしょう。

Answer 2

●セグメント
車両には下記のようなセグメントがあります。完全な定義ではありませんが，車両を比較する際，よく使われます。

★Eセグメントの例
レクサス GS
ベンツ Eクラス
BMW 5シリーズ
ヒュンダイ ジェネシス

★Fセグメントの例
レクサス LS
ベンツ Sクラス
BMW 7シリーズ
ヒュンダイ エクウス

●Fセグメントの比較の前にEセグメントを比較
エクウスは発売直後なので，あまり販売データがありません。このためEセグメントで比較してみましょう。まず添付グラフをご覧ください。年ごとの米国での販売台数です。これを見ていただくと，下記のことがわかります。

(1) Eクラスと5シリーズは安定している
(2) レクサスGSは大きく落ち込んでいる
(3) ジェネシスは急激に増加し，Eクラス，5シリーズのライバルになっている（台数的に）

●どうしてか？
ジェネシスのプライスはEクラスや5シリーズより50万円くらい安く，これが購入動機になっています。さらにデザインが優れています。数年前のヒュンダイ車は，いずれもデザインが劣っていました。このためヒュンダイでは，イタリアのデザイナーに依託し，一挙に優れたデザインになりました。より正確に言えば，日本車よりデザインは優れています。

米国は，韓国車への偏見がありません。30年くらい前に日本車が入ってきたとき，日本車への偏見がありました。しかし燃費に優れたサニー（B11，セントラ）に人気があったように，日本車への偏見はなくなりました。同じように韓国車への偏見はないのです。

●Eセグメントは？
大きなセグメントになると，車両性能ではなく，「ブランド・イメージ」の差が大きくなってきます。しかし米国では，下記の順位はここ何年も変わっていません。

（トップ）ベンツ，BMW ＞ AUDI ＞ レクサス

実際，同じ性能クラスで調べると，プライスではっきりこの順位が出ています。

ヒュンダイのエクウスは，発売されたばかりでブランド・イメージもなく，レクサスよりずっと下の位置です。しかしFセグメントのジェネシスのように，まずは低プライスでSクラスや7シリーズに食い込んでいくでしょう。そして数が増えていくと，徐々にブランドイメージを構築するよう，作戦を変えてくるでしょう。

●日本に多い韓国車への偏見？
日本では，数年前，ヒュンダイが撤退したイメージがあり，韓国車への良いイメージはありません。しかし欧州や北米では，ヒュンダイの方が，日本車より高い人気を得ている場合がいくつもあります。たとえば，ヒュンダイのソナタの燃費は，日本のカムリ（先代），アコード，アルティマのいずれよりも優れていました。
つまり日本でのヒュンダイ車への評価は低いのですが，海外での評価は非常に高いのです。

●どうして燃費が優れているのか？
ヒュンダイは15年くらい前，三菱から直噴エンジン技術を導入しました。三菱は「GDI事件」や直噴エンジンのトラブル，そして実燃費の悪さから直噴エンジンをやめてしまいました。

一方，欧州は日本に先行された直噴エンジンをよく調査し，リーンバーンをやめました。つまり理論空燃比での燃焼をおこなう直噴エンジンに方向を変えました。リーンバーンでは，三元触媒以外にNOx低減触媒や酸化触媒が必要になり，コストが高いのですが，理論空燃比（ストイキオメトリック：ストイキ）で使えば，従来の三元触媒が使えます。しかも燃料が燃焼室内で蒸発するとき，周囲から熱を奪うので，燃焼温度が低下し，耐ノック性が改善し，圧縮比を1.0～1.5くらい上げることができます。これにより燃費が改善するので，欧州メーカはほとんどがストイキ直噴のエンジンに切り換えました。

この動きを勉強したのが，ヒュンダイです。つまり目指すべき目標を日本車からドイツ車に変更したわけです。これにより直噴をほぼやめて日本車より燃費が良くなったわけです。

●ヒュンダイは日本市場へ再参入するのか？
可能性はあります。しかし日本市場は，全世界のわずか7%です。しかも燃費，安全性，排ガス，韓国への偏見が厳しい。このような儲けの薄い市場は魅力的ではありません。逆にいえば，わずか7%の日本市場が世界標準になることはないのです。

簡単ですが，ご参考になれば幸いです。

Answer 3

見栄え
表面的には豪華に見えて価格も安く良いように見えますが


まぁ無理でしょうね

欧州車の高級車としての歴史は言うに及ばす
トヨタでも23年前から世界視野を踏まえた車を世に出しています(初代セルシオ)。良し悪しは置いといて､開発から現在までの期間､そのジャンルの車としてのノウハウも着実に積んでいます
高級車造りと言う事ではクラウン時代からの実績もあります

車に限らず韓国はモノ造りと言う観点(精度や較差)が日本や欧州とは格下と言わざるを得ませんからね
極めて主要な部位の開発生産にまでは自国開発には至っていませんから

新車である今ではなく
数年後に､その車の本来の姿を垣間見る事が出来るのかなと

10年ほど前のセルシオやベンツなど未だに現役ですが､果して10年後､韓国高級車が性能､品質を維持できているのか…

Answer 4

5～10年経てば判ります。
レクサスLSはBMWなら5シリーズ、ベンツはSとEの間くらいですが車として目指す方向性が違ってきましたね。
でエクウスはどういう方向を目指すのか。

Answer 5

性能もよく価格も安いですが、ステータス性は世界的に見てもやはり落ちます
このクラスはステータスが重要視されますから
でも品質や性能の割りに安いというか格安ですから、世界規模では売れてますね
でも、日本じゃ売れないです、これは韓国も同じで韓国じゃ日本車は売れないです
互いに国の基幹産業ですからね、
お互い譲らない、認めないんでしょう

でも、韓国は日本車の品質や性能は理解してますよ、もし日本人が韓国車は造りの悪い安かろう悪かろうと本当に思ってるならあっと言う間に自動車分野でも抜かれますよ
今のヒュンダイはトヨタの次で日産より上くらいの品質だと思いますよ
昔のヒュンダイしか知らない方が現行のソナタ、ジェネシス、エラントラを見たら驚きますよ

Answer 6

まぁ会社側は
「Sクラス、７シリーズ、レクサスLSを買う販売層の新たな選択になる」
とか言っているので自信があると思いますが……
購入するとipadが付いてくるのは面白いですが。
ただ値段が５００万ぐらいと、このセグメントでは比較的安めなので
北米ではとりあえず売れています。
しかし、たとえ性能が良くても、日本じゃ９９％信頼なんかされませんね。
先進国でヒュンダイが悲劇的に走ってない国は日本ぐらいですから。
やはり日本と韓国はいろんな問題で相容れないですかね。

Answer 7

ヒュンダイマークがついてる時点ではるか格下な印象です