2016年9月
■2017年1月
ベントレーモータースジャパンはラグジュアリーセダンのフライングスパーを8年振りにフルモデルチェンジし、2013年6月5日に発表した。新型フライングスパーは3月のジュネーブショーに出展されていたが、早くも日本にも導入された。
大柄で堂々としたボディはいかにもベントレーらしいもの。全長は5mを大きく超え、全幅は2mに近く、ホイールベースも3mを超えている。見るからに堂々とした感じの外観デザインは、丸型4灯式ヘッドライトなどによってベントレーらしい存在感を主張する。
ベントレーの伝統的なデザインを受け継ぐと同時に、スポーティさと現代的なディティールを採用し、大柄であると同時に筋肉質のボディを感じさせるような力強いデザインに仕上げている。
インテリアは贅を尽くしたという感じでラグジュアリーさにあふれ、手触りの良い本革シートや1台ごとに一体感のある鏡面仕上げの木目パネルなど、選び抜かれた素材が採用されている。
乗車定員は4名と5名の2種類の仕様が用意されるが、素材や12色もある本革シートのカラーなど、パーソナルオーダーに対応して熟練した職人が手作りで仕上げるインテリアだ。
搭載エンジンはW型12気筒6.0リッターのツインターボ仕様で、460kW(625ps)/800N・mというベントレー史上最強のパワー&トルクを発生する。ZF製の電子制御8速ATと組み合わされ、全輪を駆動する。ボッシュの新しいエンジンマネジメントシステムを採用することで、動力性能、ドライバビリティ、排出ガスなど、さまざまな性能が向上し、低速域での応答性も高められたという。
0-60mph加速はわずか4.3秒で駆け抜け、最高速は322km/hに達する。そのために電子制御エアサスペンションには、時速195km時点と240km時点で2段階に車高が低くなる仕組みが採用されている。
タッチスクリーン式インフォテイメント、Wi-Fiによるモバイル接続、リヤシートエンターテイメントなど、充実した快適装備が用意されており、後席の乗員もいろいろな操作が可能となる。
2014年8月には2015年モデルの価格を発表した。
2016年9月1日には2017年モデルの価格を発表した。
■2018年2月
ベントレーモータースジャパンは、ラグジュアリーセダン「フライングスパー」に特別仕様車「ストラトゥスエディション バイ マリナー」を設定して、2018年2月1日に20台限定で発売した。