メーカー名について質問です。 トヨタの中で高級感を求めたのがレクサスというのは知ってます。 では、ユニクロの本当の会社名をファーストリテイリングというのはなぜですか？ また、ベンツ

Question

もダイムラーというそうですが、なぜ会社名で呼ばないのですか？スバルもそうですね。

Answer 1

「トヨタ」というのはブランド名で、本来は会社名ではありません。

会社名→トヨタ自動車株式会社

この「トヨタ自動車」が造る車のブランドが、「トヨタ」ということになります。「トヨタ」ブランドの他に、「レクサス」や「サイオン(北米)」というブランドの商品を売っているのです。

同じように日産は「日産自動車」、ホンダは「本田技研工業」が会社名です。これが長いため短縮、それが商品ブランドと同一だから混同するのです。

これと同じでベンツでは、「ダイムラーAG」（AGというのは株式会社の意）という会社が作る自動車ブランドが「メルセデス・ベンツ」となります。

ダイムラーはグループ会社で、日本で言えば三菱グループのような存在です。ゆりかごから墓場まで、日用品から宇宙ロケットまで造る企業の集合体です。
そのうちの一企業が、自動車を造っているというもの。

判りやすいのがファミレスで、「株式会社すかいらーく」という会社が「ガスト」「バーミヤン」「ジョナサン」「藍屋」「夢庵」「グラッチェガーデンズ」などのブランド名でファミリーレストランを運営しているのと一緒です。

これは、それぞれの和食や中華などで顧客層が異なるために、イメージを分ける必要がありブランドを分けるものです。ラーメンを食べに寿司屋へは行かないでしょ？

これと同様で、高級車を買う顧客はコンパクトカーは眼中に無いために、売り場をまたブランドを分ける必要があるわけです。これで販売の仕方も全く変わってくるのです。

レクサスの場合、「トヨタ」ブランドではいくらいい車を造っても1000万円を誰もお金を払ってくれないことから、別イメージを構築したものです。世間ではトヨタは"安くて"壊れない車というイメージから、高級では無いのです。

同じくVWも高級化路線に踏み出し、アウディA8と兄弟車でW12気筒6000ccのフェートンを発売しました。が、どうしても大衆車メーカーのイメージが強く、販売では失敗して撤退しています。高級化路線は子会社のアウディに任せている形になっています。

このように、ブランドではイメージというのが大切だということが解るかと思います。

ファーストリテイリングに関しても、会社名が長いことから「ユニクロ」と短くした方が消費者には浸透しやすいと言うことです。そのうち、「株式会社ユニクロ」に改名するかもしれませんよ。

トヨタや日産、ホンダなどの場合には「会社名=ブランド名」となっていますが、そうで無い場合もあると言うことです。

Answer 2

こんにちは

ファーストリテイリング社でもユニクロもあればＧＵもあります。
ダイムラーＡＧ社もベンツもあればスマート、マイバッハ、そして系列ではメルセデス・ベンツ銀行もあったりします。
富士重工業もスバル自動車部門、航空宇宙部門など

会社の中での部門やブランドとしてレクサスやユニクロなどと呼ばれています。
ダイムラーの車というと膨大な数ですがベンツの車と言えばなんとなく想像付きますよね
ブランドとして確立したほうがビジネス的に有利だからです。