2004年アウディA8エンジンブロックとハウジングケースの間から濡れ程度の水漏れ発見。 ディーラーではエンジンルームがタイトなため作業ができないとのこと。エンジン脱着なしに、 修理するよい方法はないでしょうか。

Question

とりあえず水漏れ症状が非常に濡れ程度なのでよいストップリークはありませんか。
アウディA8はフィルターを内臓しております。将来的にはエンジンを脱着しパーツ交換する予定です。
また名古屋で上記の作業が可能ないい修理工場があれば教えてください。
ディーラーはコストパフォーマンスが悪いので信用しておりません。

Answer 1

基本はムリですね。

ただ、車上整備でヘッドカバーが剥げれば、シリンダヘッドナットを締めて見るくらいのことはできますが車上で剥げるかな？

ヘッドやブロックを下ろす大修理覚悟なら、クーララントにホルツ漏れ止めを入れるのも手かもしれません。ただ漏れ止めをいれるとやがて水ポンプやラジエーターなど不良になりやすいですが、シリンダーやブロックを剥ぐ覚悟ならその前に試してみるのもいいかもです。

水ポンプ＋ラジエーターでも１０万しかしませんし距離から言って交換時期だと思います。

アウディはエンジンが全車軸より１００％前にオーバーハングしていてエンジンルームに余裕が無い。そのため、ベルトや水ポンプ、オルタネーター、エアコンコンプレッサーが手が届かないところに押し込まれています。

従って通常はファーストメンバーとグリル、フロントライト、コンデンサー、ラジエーターを一体として剥ぐようにできています。そうすると、当然クーラントやエアコン冷媒は漏れますから変える。ドライヤーも変える。（エアコン配管したまま顔を下に折り返す方法がありますが、トラブルの元）

そうして始めてヘッドの修理が可能になります。で、せっかく剥いだのだから、タイミングベルト、水ポンプやオルタネーター、エアコンコンプレッサーなども一度に交換する。よって高く付きます。ディーラーで修理すれば、グリルを剥いで戻すだけで２０万以上＋それに修理代です。

基本アウディーは整備がしにくく、どの工場でもメルセデスやBMWより高く付きます。メルセデスやBMWなら車上で簡単に整備できますから、オルタネーター交換は１５分で水ポンプも１時間でしょうか。ヘッドもブロックもエンジンが車上のまま整備できます。従ってアウディの中古車は１０万キロ目前で下取りが安く買い叩かれ相場が安い。

ディーラーは暗に高くつくから、買え買えたら、と言っているのですよ。ディーラーによってはエンジンはサブアッセイとして固まりで供給されないので、ヘッドやブロックの面倒を見る技術が無いこともありえます。というかDSG不良で忙しいのでやりたくないと思います。

”水漏れ症状が非常に濡れ程度”

これはシリンダーナットが緩んでいなければガスケット腐食だと思います。ドイツ車の純正クーラントは防錆力が弱く、日本では錆やすいです。これはアウディに限らずメルセデスもBMWもです。ヘッドを剥ぐことになるかも知れません。外に漏れていなくてもシリンダ内に漏れていることもあります。オイルなど乳化して濁っていないでしょうか？

A8に愛着があるならお金をかけて安心して走れるようにするのもいいと思いますが、また１０万キロ毎に出費は覚悟しておく必要があります。