2014年3月
■2014年3月
アウディジャパンはフラッグシップサルーンのA8に設定されているハイブリッド車のA8ハイブリッドに、内外のデザイン変更や装備の充実化などの改良を加え、2014年3月13日に発売した。
外観デザインはシングルフレームグリルがより彫刻的なデザインとなり、バンパーやボンネットの形状も変更された。注目されるのはマトリクスLEDヘッドライトです。ロービーム用のLEDと25個の小さなLEDによって構成されるハイビームユニットを組み合わせたもので、ハイビーム時にカメラでセンシングを行い、必要に応じてLEDを個別に点灯・消灯することで対向車や先行車を眩惑することなく、正確に路面を照射することが可能な画期的なライティングシステムだ。
A8ハイブリッドのパワートレーンは、155kW(211ps)/350N・mを発生する直列4気筒2.0リッターの直噴ターボ仕様エンジンに、40kW(54ps)/211Nmを発生する電気モーターを組み合わせている。
安全性、快適性を向上させる装備も充実化が図られ、駐車時に自動でハンドル操作をしてくれる360度ディスプレイ(サラウンドビューモニター)のついたパークアシスト付きアウディパーキングシステムが標準装備された。
標準装備のアウディプレセンスに加えて、オプションのアウディプレセンスプラスを選ぶと、自動ブレーキ機能のアウディブレーキガードや、自動ステアリング修正機能が付いたアクティブレーンアシスト、ストップ&ゴー機能付きアダプティブクルーズコントロールなど最新の安全装備が追加される。
またオプションのナイトビジョンアシスタントは、歩行者のみでなく、大きな動物なども認識できるように進化している。