2013年2月
■2013年2月
アウディジャパンは、フラッグシップセダンのA8に新エンジン搭載などの改良を加え、2012年9月18日から発売した。
A8とA8 Lに新搭載されたのはV型8気筒4.0リッターの直噴(FSI)ターボ仕様エンジンで、従来の4.2リッターに比べ、48ps/155Nmの向上という大幅な出力&トルクアップを果たしながら、低燃費も実現した。
新エンジンには、ダウンサイジング・コンセプトに基いて開発された軽量小型のツインターボを搭載するのをはじめ、減速エネルギー回生システムや、スタート/ストップシステム(アイドリングストップ機構)、一定の走行条件で8気筒のうち4気筒を休止させるシリンダーオンデマンド(気筒休止)システムなどを採用することで、JC08モード燃費は9.8km/Lとなっている。
このエンジンには8速ATが組み合わされ、フルタイム4WDのクワトロを採用するのは変わらない。スポーティかつ快適な乗り心地を実現するアダプティブエアサスペンション、先進の安全システムであるアウディプレセンスなども装備されている。
2013年2月1日からは、2.0リッターTFSIエンジンに電気モーター(54ps/210Nm)を組み合わせたA8ハイブリッドが120台限定で発売された。