アルファロメオ 156 「アルファの伝統、極上の操舵フィーリング アルファ156TI 2.5L V6のレビューその2、前回はデザインとエンジンだけでしたのでその続きです。 内容」のユーザーレビュー

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アルファロメオ 156

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評価

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積載性
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価格
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アルファの伝統、極上の操舵フィーリング アルファ156TI 2.5L V6のレビューその2、前回はデザインとエンジンだけでしたのでその続きです。 内容

2010.12.31

総評
アルファの伝統、極上の操舵フィーリング
アルファ156TI 2.5L V6のレビューその2、前回はデザインとエンジンだけでしたのでその続きです。
内容は相変わらずマニアックです。そして長文です。
申し訳ございません。
まずはアルファロメオの三大特徴(と私が勝手に思っている項目)の3番目、ハンドリングについてです。
最近のアルファはみんなFFですが、FFとFRの最大の違いとされるハンドリングに関して、下手なFRよりもはるかに鋭く力強い挙動を示し、ステアリングを少し切っただけで間髪いれずにスパッと方向を変えます。
まずステアリングホイールのギア比が小さい(前輪を一定角度曲げるのに対応するハンドルの回転角が小さい)という特徴があります。さらに足を固めてステアリング操作の初期ゲインを上げることでシャープなターンインを実現している訳ですが、アルファのハンドリングの良さを語る際、これらの点だけを強調する人が多いように思います。
が、違うんですよ~。
こっから先です。アルファのハンドリングの本領は。
新世代アルファの中核を担うであろうジュリエッタが登場し、ある雑誌で開発陣のインタビューを読む機会がありました。そこで語られるアルファロメオの「らしさ」を彼らは、「クイックなハンドリングと優れたステアリングフィールである」としています。
アルファ156のヒットを受けて、同じようなシャープなハンドリングを採用することでスポーティーを売りにするメーカーが増え、最近ではそれがトレンドの1つにまでなってきました。
しかしアルファロメオのハンドリングにおいては、実は「クイックなハンドリング」以上に重要なのが「優れたステアリングフィール」なんです。
どのような速度域においても操作に対する反応が即座に、素直に車に現れること。路面やタイヤの状態などが的確に伝わることでドライバーが車の挙動を正確につかむことができ、車の反応に対してすぐに次の入力ができること。
これらによる、瞬間瞬間で常に成立する車とドライバーとの密接なコミュニケーションの存在こそが、伝統のアルファロメオのハンドリングであると、開発陣の皆さんは言っているのです。(たぶん)
この対話を成立させるものはまさにセッティングの妙につきると思われます。
アルファは気持ちよく運転するための、ステアリングや足回りのセッティングがとても上手なメーカーであると言われています。
満足している点
テストを非常に多く繰り返してセッティングを突き詰めるからで、そのため彼らは最もテストをするメーカーであるとの自負があると聞きます。ちなみにバロッコのテストコースではテストドライバーの皆さんがドリフト全開だったりやりたい放題楽しんでいるらしい。楽しい車に仕上がるのは当然と思えますが、運転のフィーリングを重視し、人間の感覚を非常に重要視するがゆえでしょう。(テストなしでも販売できる日本の某メーカーとは対極ですよねー)
タイトなコーナーが右に左に連続する道を、スピードを出して通り抜けていく場面。
アルファに乗っている方はちょっと思い出してみてください。
クイックなハンドリングの先に、常にまったく遅れることなく反応して狙い通りのコースをトレースし、コーナーの立ち上がりで素早く体勢を立て直し次のコーナーに向かうアルファの挙動があるでしょう?
もちろんスピードを出し過ぎてコーナーに突っ込めばアンダーステアにはなります。でもこれもアンダーステアになりそうな状態がしっかり伝わってくるので、これ以上攻めちゃいけないよーって車のほうから教えてもらう感じです。
このコントロール性の高さこそがアルファロメオの真髄である、と、どっかの評論家さんが書いてました。
まぁはっきり言って自分は素人ですからね、ホントの細かい部分までは分からないんですけど、それでも、このフィーリングを作り出すために彼らが費やす労力が他の大衆車メーカーの及ぶところでないことを知れば、走りにかける彼らの誇りと、熱い情熱とを感ぜずにはいられないわけです。
これは大人しく街乗りなんかしてるだけじゃまず分かりません。アルファに乗ってるのにこの辺を知らなかった方、ぜひともワインディングに出てみて下さい。もちろんエンジンはレッドゾーンまで回してね♪
以上ハンドリングでした。
キリがないので、残りは適当に以下にまとめます。
私が乗ってるのはTIというちょっとスポーティ仕様になっているやつです。ステアリングのデザインもちょっとオシャレだし、ローダウンサスペンションでブレーキもちょっとイイやつになってます。専用シートも厚めでイタリアの革製品ならではの良い質感を持ち、長時間の運転でも疲れが少なく快適です。
不満な点
(まだ短所じゃないです)
これは完全な自己満足ですが、後期型の156にはリネアロッサという限定車があり、ブラックボディに内装が赤ってのもスゴイんですけど何と言ってもその特徴は美しいホイールにあります。カッコいいホイールってのはあっても、美しいホイールというのはなかなかないんじゃないでしょうか。んで自分の車も黒だし、スタッドレスのホイールをリネアロッサのにしてしまいました。夏はTIのスポーティなホイール、冬はリネアロッサの優雅なホイールで楽しんでます。
ちょっと前までのアルファのシートにはアルファフレグランスなる独特の匂いがついていましたがウチのはないので専用の芳香剤?をイタリア自動車雑貨店で購入しました。自分がたまに使う香水も一緒に変えようと思いネットで調べたところ、アルファの匂いはシャネルのアンティウスらしいってことが分かりました。んで買って付けてみて、んーまぁ素敵な香りですけどでもこれホントにおんなじ匂い?
というかイタリアを前面に出してるはずのアルファがフランスの香水なんて使うのか??
誰か分かる方教えてくださーい。
自然治癒能力。
以前147のレビューでsgさんがアルファには自然治癒能力があると言われてました。大変共感を覚え、そして関心致しました。うまいこと言うなと。無許可ですが私も使わせて頂きます。
以下短所。
たまーにアクセルを戻してもエンジンの回転の下がりが悪いことがある。自然治癒能力で翌日には治っている。
ガソリンの残量計はその日の気分次第です。実際の残量より低く出ることはなく、3,4回に1回は正しい数値になるようなので(自然治癒)大丈夫です。
たまに変なエラーが出て「Go to Dealer」と表示されますがよく分からないと言われました。しばらくすると出なくなるので多分自然治癒です。
いつもよりエンジン音が大きく聞こえるな~と思ったら運転席のドアが閉まらなくなってて走行中に開いてきたので、右手でドアを押さえながら運転しました。今は自然治癒能力で治っています。
塗装が弱い。高速をぶっとばしていると虫に当たって表面の塗装がはがれてしまいます。
硬さ:ムシ >> ロメオ。
自然治癒能力は発動せず。(残念)
底が低いので、雪が積もると轍の間の部分に底が引っ掛かってタイヤが浮いて動けなくなります。
以上です。
最後まで読んでいただきまして誠にありがとうございました。
デザイン

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走行性能

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