ボルボ初の直4+DCT! 大幅値下げで勝負挑む
掲載 更新 carview! 文:岡崎 五朗/写真:中野 英幸
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まず最初にお断りしておきたいのは、今回試乗したモデルおよび写真に写っているモデルが「V50 2.0e Powershift」とは細部が異なるということだ。外観ではルーフレール、内装では本革巻きステアリングホイールなどがオプション設定となる。ただし、最廉価モデルとはいえアルミホイール、オートエアコン、トリップコンピュータ、ヘッドライトウォッシャーなどは標準装備。サイドエアバッグ、インフレータブルカーテンエアバッグ、DSTC(横滑り防止装置)、WHIPS(後部衝撃吸収リクライニング機構付フロントシート)といった安全装備にまったく手抜きがないのはボルボらしいところだ。
ヘッドランプが上級モデルのバイキセノンに対しデュアルハロゲンになるが、プロジェクター式を採用しているため表情も精悍。ボディ同色化したドアモールとあいまって、廉価モデルにありがちなショボさはまったくない。むしろ、ルーフレールを付けていない分、スマートで洗練された印象すら抱いたほどである。
V50のいちばんの持ち味は、何といってもコンパクトなボディサイズだ。全長×全幅×全高は4520mm×1770mm×1450mmというサイズは、ゴルフ・ヴァリアントよりわずかに小さい。兄貴分のV70がかなり大型化している分、「コンパクトで扱いやすいボルボに乗りたい」という要望をしっかり満たしてくれそうだ。もちろん、1770mmという全幅に抵抗を覚える人もいるだろうが、ググッと張り出したショルダーラインの内側にドアミラーが取り付けられているため、狭い道のすれ違いに大きな影響を与えるミラーtoミラー幅は案外小さい。また、最小回転半径は5.3メートルと控えめで、かつ大胆に角を落としたフロントバンパー形状によって取り回し性も良好だ。僕がファミリーカーとしてV50を選んだ理由のひとつが、この「手頃感」である。そしてもうひとつが「にもかかわらずボルボらしさを味わえる」という点。これに関して「V50 2.0e Powershift」はどうだったのか?
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