Cクラスワゴンに超速試乗 ブルーテックHVも乗った
掲載 更新 carview! 文:木村 好宏/写真:Kimura Office
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翌朝挑んだのはC300ブルーテック ハイブリッドである。最高出力150kW(204ps)の直4ディーゼル・エンジンに20kW(27ps)を発揮する電気モーターを組み合わせたディーゼル・ハイブリッドは、100kmあたり3.8L(日本式に表記すると26.3km/L)という低燃費と、わずか99g/kmの低CO2排出量を達成する。
ディーゼル・エンジンは低回転域から強力なトルクを発生するので電気モーターを組み合わせるメリットが少ないと言われるが、このディーゼルHVはこうした先入観を覆す性能を発揮する。スタートダッシュは豪快で0-100km/h加速はカタログによればわずか6.4秒と、Cクラス ステーションワゴンの中では最も俊足だ。スロットル・ペダルに足を乗せるだけのようにゆっくりスタートすれば音無のEV走行も出来る。また、アウトバーンで走行中、100km/h前後のスイートスポットに入るとコースティング走行が可能だ。
すなわちここでもスタート時のように電気モーターのアシストだけで転がり、燃費を節約する。ただし維持するのは微妙なスロットルワークが必要で、ちょっと上り勾配になったり、わずかにスロットル・ペダルに乗せた足に力を入れると、エンジンが着火してしまう。しかしここでの切り替えはとてもスムースだ。
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