秋の改良で新型ロードスターはどうなる? 990S廃止、30周年記念車やハイパワー版も?
掲載 carview! 文:編集部 86
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5月28日、快晴の軽井沢にてマツダ「ロードスター」のオーナーズミーティング「軽井沢ミーティング2023」が開催された。
軽井沢ミーティングは、1993年の初開催以来、今年で30回目を迎えるファンイベント。ロードスターをこよなく愛する実行委員やボランティア、地域の協力で成り立っており、今年の参加台数は1000台以上、参加者は2500人を超え、単一車種のオフ会としては日本最大級の規模を誇る。
会場では、ロードスターの生み親で初代NAロードスター主査を務めた平井氏が今年4月に亡くなったことを受けての追悼コーナーや、ペダルカーレース、「マツダへの質問ボックス」など様々な催しが行われていたが、イベントの目玉はロードスターの開発に携わるマツダ社員によるトークショー。
毎年ここでしか聞けない“ぶっちゃけトーク”の連発で次期モデルの情報がポロッと出てしまうことも!? 今年はどんな話題で盛り上がったのだろうか。
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今年は、歴代主査である貴島氏、山本氏、中山氏だけでなく、現在主査を務める齋藤氏などが登壇。トークショーの中で齋藤氏は、今年の秋口に行われる商品改良はND型として過去最大規模になることを口外。
詳細は伏せられたが、デザインに大きな変更はないものの、一目で新しく変わったことがわかる変更が行われるという。さらに「マツダ コネクト」のアップデートや、ダイナミック性能にも何らかの変更が加わるとか。
あくまで筆者の推測だが、「ロードスター・パーティレース」でテストが繰り返されているサーキット仕様の横滑り防止機構と噂される「DSC-TRACK」など、走りに関するアップデートが投入されるのではないだろうか。
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また、現在ロードスターの販売を牽引する特別仕様車「990S」は、商品改良を前に販売を終了するという。
990Sは、軽量化をさらに追求することでロードスターならでは人馬一体の走りを追求したモデル。ちなみに齋藤主査が自ら手がけたモデルとして自身も愛車にしているという。
現在の売れ行きを考慮すると、早期の販売終了の可能性も高く、購入を検討しているなら早めにディーラーに足を運んだ方が良さそうだ。
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今後に関しては、2024年に35周年を迎えるにあたって特別カラーをあしらった記念車の投入を匂わせる発言や、ファン待望の2.0Lエンジンを搭載するハイパワーなロードスター(ソフトトップ)の国内導入も検討中とのことで、こちらの登場も期待したい。
2025年以降さらに厳しさが増す環境性能に対し、次期ロードスター(NE型)は電動化の噂も囁かれる。しかしマツダは、今後もその歴史を受け継ぎながら、ファンと一緒になってロードスターの魅力を高めていくことは間違いなさそうだ。
写真:マツダ、編集部ログインしてコメントを書く
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