ボルボ V60 クロスカントリー試乗 真面目な遊びグルマは意外とスポーティなドライバーズカー
掲載 更新 carview! 文:サトー タケシ/写真:篠原 晃一
掲載 更新 carview! 文:サトー タケシ/写真:篠原 晃一
パワートレーンと同様、乗り心地とハンドリングもスポーティだ。ルックスとクロスカントリーというネーミングで、つい“ゆるふわ”系の乗り心地を想像してしまうけれど、ソールの薄いスニーカーのようにピシッとしている。そして、コーナーではあまりロールを感じさせずに、スパッと曲がる。ただし、車高が上がったから横傾きを抑えるために足を固めた、というのではない。見かけによらずかけっこが得意というのは、ベース車両のV60も同じ性格だった。
ボルボでは、90シリーズを「ソフィスティケイティッド」、60シリーズを「ダイナミック」、40シリーズを「ユースフル」とキャラクターわけしているけれど、V60 クロスカントリーの走りも、洗練された優雅さというよりは、ダイナミックでスポーティなのだ。
ただし、乗り心地が悪いというわけではなく、フラットで引き締まった乗り味は、これはこれでアリだ。ピシッとした印象を強く持ったのは、試乗車が「T5 AWD Pro」だったので、235/45R19サイズのタイヤを履いていたという理由もあるかもしれない(ベース仕様は215/55R18)。ただし繰り返しになるけれど、“ゆるふわ”をお望みの方は、一度試乗をすることをお薦めしたい。
興味深かったのは、前席と後席の乗り心地が変わらなかったことだ。「運転席はいいけど、後席は突き上げがキツいね」というクルマも多い中、ボルボV60クロスカントリーは広いスペースや落ち着いたデザインとあいまって、後席が快適なのだ。車高を上げることに伴い、V60からコイル、ダンパー、スタビライザーの設定が見直されているとのことで、それが奏功しているのだろう。
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