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スズキの新型コンパクト スプラッシュの実力は!?

ヨーロッパ本仕込

愛嬌のある顔と、ハジけるようなハツラツとしたイメージにあふれたスプラッシュには、第一印象からグッと惹きつけられた。こういう吸引力のあるデザインが生まれた背景には、それ相応の努力がある。スズキは日本からデザインチーム9名をドイツに送り込み、約半年間の滞在の中でアイデアを形にしてきたという。私は10年ほど前に、オペルのデザインスタジオを見学したことがあるが、なんというかそのスケールの大きさや、まさしくクリエイティブな空間という雰囲気に感動した覚えがある。一歩街に出れば、様々な風景の中で存在感を放つコンパクトカーに出会うことができる。そんな環境でのデザインワークは、新鮮な感性と発想を次々と生み出す刺激に満ちていたことだろう。

最も特徴的なのは、デザインスタディモデルの面影を引き継いでいる、パックリと大きく開いた逆台形グリル。そしてエッジの効いた立体的なノーズに、めいっぱい見開いたような大きめのヘッドライト。ちょっと小動物っぽい、表情豊かなフロントビューだ。ルーフはなめらかなラインで高さを強調する一方、ホイールアーチがしっかり張り出して、地面に踏ん張る安定感もプラスされている。そしてスパッと裁ち落としたリアエンドは、ブーメラン型のテールランプとラウンドしたフォルムが個性的だ。ルーフラインやリアエンドは、アウトバーンでの走行テストで大切さを痛感したという、空力性能にも貢献しているとのこと。

ヨーロッパのコンパクトカーには、キャッチーな見た目に加えて理にかなったデザインが多いが、スプラッシュも見事にそれを実現したようで、購入動機に「デザインが気に入った」と挙げるヨーロッパの女性たちが多いらしい。まさにスズキの狙い通りの結果だ。

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