アウディS1試乗速報 日本市場へ導入予定は?
掲載 更新 carview! 文:木村 好宏/写真:Kimura Office
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コンベンショナルなスターターキーをひねると僅かなクランキングで231psの4気筒直噴ターボエンジンは直ぐに目覚め、気温6度の暖冬(!?)下で安定したアイドリングを始める。標準の、というよりも唯一の選択肢である6速MTは軽いタッチと適正なストロークで1速に入れることができた。
最大トルクを1600rpmという低い回転数で発生するEA888を搭載するS1のスタートは全く容易で、軽くスロットルペダルを踏み込んだだけで馬力当たり重量が5.8kg/psのボディを軽々と加速させて行く。2速にしてフルスロットルを与えると、さすがにチューンされた躾けの良いEPS(電動パワーステアリング)もたまらずトルクステアを誘発するが、そうヒドいものではない。もし気になるのであれば普通のドライブでは標準装備のドライブセレクトでコンフォート・モードを選択すれば、快適な街乗りを楽しむ事も可能である。
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