運転が上手くなる!? インプ最強のS206に試乗
掲載 更新 carview! 文:五味 康隆 /写真:中野 英幸
掲載 更新 carview! 文:五味 康隆 /写真:中野 英幸
2011年も終盤の12月、昨年試乗した様々なクルマのなかで最も感動したと表現したいモデルに出会えた。S206。スバルのインプレッサWRX STIの4ドアをベースに、究極のロードゴーイングカーを目指してSTIが仕上げたコンプリートモデルがそれだ。
スバルファン、さらにはSTIファンの方には、Sシリーズの最新版と言えば、その完成度は自ずと予想できるだろう。しかもこのS206は、STIのクルマの乗り味を洗練進化させてきた実験部長の辰己英治さんが直接指揮をとる最後のSモデル。今後はモータースポーツ部に籍を移すので、“辰巳イズム”の集大成といえるモデルなわけだ。
今回のS206も今まで同様に限定生産モデル。その台数は300台。そのうちの100台は、今年のニュルブルクリンク24時間レースでのクラス優勝を記念した「NBRチャレンジパッケージ」として設定されていたが即日完売。ノーマルのS206もすでにディーラー在庫のみ。とは言っても、販売店が見切り発注をかけて在庫している可能性もあるので、諦めずに素早く地道に探すか、中古市場に出回るのをひたすら待つしかない。
…STIのSモデルを知っている方に向けて書き出してしまったので、知らない方からすれば「S206って何だ?」と思っているはず。これから詳しく感動した乗り味を含めて述べていくが、結果からいうと販売価格もかなりお高めではあるが、クルマはただ走れば良いのではなく、その乗り味こそ大事だと思う方は手に入れて後悔しない完成度に仕上がっている。
さらに言えば、「その走りは国産車レベルでしょ?」と思っている輸入車オーナーの方、S206は輸入車に匹敵する、いやそれらを超えるレベルでの走りの安定感や質を備えていることまずはお伝えしておこう。
ログインしてコメントを書く
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
いよいよガソリンはリッター200円に!? 補助金の終了が間近に迫ってきた!
1900馬力のピニンファリーナ「バッティスタ」と10台限定の「B95」が日本上陸! イタリア大使館でお披露目された超弩級ハイパーカーとは
日産エクストレイルがマイナーチェンジ。合わせて90周年記念車をリリース
カマルザマン「ドライのマップに変えた」と雨の決勝でベテランの技。Team Frontierは8耐トライアウト首位通過
急きょ出場のデビュー戦でファステストラップの爪痕「シングルシーターでも速いことを示せた」バーニコート/SF第2戦
可能性は感じる ケド「宿題」も多い オモダ5 プロトタイプへ試乗 1.6Lターボの新型SUV
過去最高! 2630台を3カ月で販売したランボルギーニが2024年も好調な業績を維持している理由とは
深夜バス相次ぎ廃止 一般系統も“整理”へ 京成バスダイヤ改正
1200馬力超え“V12”搭載! 「クワッド“バイク”」世界初公開! バイクとクルマ混ぜちゃった! パワーウエイトレシオ1kg/hpの“絶叫マシン”「エングラー V12」英で発表
ストロール、優れたタイヤ管理と戦略で入賞「ニコや裕毅をパスできて楽しかった」アストンマーティン/F1第7戦
日本限定の『コンチネンタルGTアズール』がベントレー&マリナーから登場。世界10台のみ、4165万円
世界に1台 超高級車ブランド「オーダーメイド」に注力 ロールス・ロイス本社工場拡張へ
「シエンタ」が商品改良。変更点は少ないが、ハイブリッド7月、ガソリン8月と納期が大きく改善
イタリア語で「12気筒」を意味する新型フェラーリは「デイトナ」似。SDGs時代もV12は不滅?
【円安効果はごく一部!】国産自動車メーカー好調の理由は日本お得意の“着実な積み重ね”にあった
【今わかること比較】走りと後席の快適性は新型「フリード」優勢。「シエンタ」に勝る点、劣る点
【VIPの隠密仕様】アルヴェル4人乗り「スペーシャスラウンジ」準備中。目立ちすぎLMより本命
【装備充実】ミドルサイズSUV「F-PACE」にジャガー90周年特別仕様車を追加 917万円から
スバル「レガシィ」生産終了。あなたが最も印象に残っているのはどのモデル?【写真でチェック】
三菱の軽EV「eKクロス EV」一部改良。グリーンやライラックのお洒落系カラーも登場。価格上昇は控えめ
「ランドクルーザー250」のおすすめグレードとは? 長く乗りたい人は“ナビ選び”に注意!?