ランクルにまた新型の気配。さらに都会派大型SUVも追加!? 一体どうなってるの?
掲載 更新 carview! 文:ピーコックブルー/写真:トヨタ自動車 65
掲載 更新 carview! 文:ピーコックブルー/写真:トヨタ自動車 65
「ランドクルーザー250」と「ランドクルーザー70」、そして新型「センチュリー」と、最近のトヨタは魅力的なSUVを連続して発表しています。
しかし、トヨタのSUV攻勢はまだまだ終わらないようです。
2023年8月に開催されたランドクルーザー250とランドクルーザー70の発表会で、トヨタのサイモン・ハンフリーズ取締役・執行役員 デザイン領域統括部長はランドクルーザーの将来について「カーボンニュートラルへのさらなる提案や、より手に入れやすくできないか、なども考えているのです」コメントしました。
その際、バックスクリーンにはSUVと思われる2つのクルマのシルエットが映し出されていました(※下の動画の18:40あたり)。このことから、近い将来、ランドクルーザーシリーズにさらなるモデルが登場する可能性が高いことがうかがえます。
>>ランドクルーザー250ってどんなクルマ? 今わかっている情報はこちら
>>ランドクルーザー70ってどんなクルマ? 今わかっている情報はこちら
>>センチュリーってどんなクルマ? 価格やスペック情報はこちら
2つのシルエットを詳しく見ると、一方はショートホイールベースのコンパクトSUV、もう一方はロングホイールベースのラージSUVであることがわかります。
コンパクトSUVのほうはボディラインのほとんどが直線で構成されており、垂直に切り立った背面部に背負ったスペアタイヤや高い最低地上高などから、伝統的なクロカンスタイルのボディをもっているように見えます。
一方、わずかに見えるヘッドライトには、LEDによると思われる逆コの字型のデイタイム・ランニング・ライト(DRL)を確認することができます。
対するラージSUVのほうは、「トヨタ ハリアー」などの都市型SUVのような流麗なボディラインをもっています。また、シャークフィンアンテナも見られることから、かなり現代的なデザインであると言えそうです。
また、フロントマスクはグリルレスのデザインとなっている点を見ると、この新型SUVがBEVであることが予想されます。
どちらのSUVも、既存のランドクルーザーシリーズとは似ても似つかないシルエットをもっているほか、デザインやパワートレインの面でも先進的なモデルであることが示唆されています。
トヨタが2021年12月に開催した「バッテリーEV戦略に関する説明会」では、多くのコンセプトBEVが発表されユーザーを驚かせました。
そのなかのひとつである「コンパクトクルーザーEV」と「bZ ラージSUV」は、今回登場したコンパクトSUVとラージSUVにシルエットがよく似ています。
<コンパクトクルーザーEV>
<bZ ラージSUV>
また、2022年には、欧州トヨタからコンパクトクルーザーEVの具体的なデザインが公開されています。詳細なボディサイズやスペックについては明かされていないものの、その名前のとおり、コンパクトなBEVであることはたしかです。
さらに、トヨタは8月から9月にかけて、「ランドホッパー」と「ランドスケープ」という2つの名称を新たに商標登録しています。
商標登録はカテゴリーごとにおこなわれますが、この2つの名称はどちらもは「第12類(乗物)」に区分されており、「自動車並びにその部品及び附属品、二輪自動車・自転車並びにそれらの部品及び附属品」に対して用いられるものとして登録されています。
「大地を跳びはねる者」という意味をもつ「ランドホッパー」と、「雄大な景観」といったニュアンスを含む「ランドスケープ」は、それぞれ今回登場したコンパクトSUVとラージSUVのイメージと合致します。
これらの情報を総合すると、近い将来、ランドクルーザーシリーズに「ランドホッパー」という名のコンパクトSUVと「ランドスケープ」という名のラージSUVが追加され、さらにそれらはBEVであるという可能性は非常に高いと言えそうです。
>>【早く買っときゃよかった…】アルヴェル中古2000万円超えに続くオイシイ次期型車5選
>>ランクルのど真ん中へ。走り、サイズ、HEV、納期、価格…250で変わった点は?
>>ランクル250は国内ではデカすぎる!? 現プラドオーナーにランクル70を推す理由
とはいえ、現時点でトヨタからこの2つの新型SUVについて正式なアナウンスがあるわけではありません。
また、「ランドホッパー」や「ランドスケープ」が新型SUVの名称とならない可能性もあります。
たとえば、新型SUVのシルエットが映し出された際、その中央にはバイクのようなものにまたがる人も同時に映し出されていました。
このバイクをよく見ると、前が2輪の3輪型となっておりさまざまな地形に対応していることがわかります。さらに、フレームの一部が太くなっていることから、バッテリーを備えた電動バイクであることが予想されます。
コンパクトクルーザーEVやbZ ラージSUVが、ハンフリーズ氏のいう「カーボンニュートラルへのさらなる提案」や「より手に入れやすくできないか」という発言に合致しているのは言うまでもありませんが、その一方で、この電動バイクもまたハンフリーズ氏の発言を踏襲したモデルと言えます。
つまり、「ランドホッパー」や「ランドスケープ」という名称が、この電動バイクに対して用いられる可能性も十分にあります。それ以前に、ランドクルーザーシリーズのなかに電動バイクが加わるとすれば、それはユーザーにとって大きな衝撃を与えることになりそうです。
くしくも、2023年10月には「東京モーターショー」から名称を変えた「ジャパンモビリティショー」が開催されます。もしかしたら、この電動バイクは「モビリティ」を象徴する存在としてお披露目されるかもしれません。
いずれにせよ、トヨタからの続報が待たれます。
>>ランドクルーザー250ってどんなクルマ? 今わかっている情報はこちら
>>ランドクルーザー70ってどんなクルマ? 今わかっている情報はこちら
>>センチュリーってどんなクルマ? 価格やスペック情報はこちら
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
約150万円! トヨタ新型「プロボックス」登場! まさに「商用バンの皇帝」22年目のハイテク進化に反響あり!「トヨタの最高傑作!」の声あつまる
世界グランプリ開催目前!全日本王者小川友幸選手が語る、はじめての「トライアル」観戦のポイントとは?「観客との距離の近さ」が最大の魅力!
[15秒でわかる]トヨタ新型『カムリ』…高品質のハイブリッドセダン
新型スイフトにRSなし!? スイフトは走りが最高なのよ!! 先代スイフトRSの中古がめっちゃアリ!
【F1チーム代表の現場事情:マクラーレン】重要イベントで勝利。コース内外でレッドブルにプレッシャーをかけるブラウン
2024年は実現しないけど……ベッテル、来年以降ならポルシェでル・マン参戦の可能性あり? ネックはF1マシンとの”重量差”
ウソだろ! そんな開き方!? 個性にもほどがあるドアをもつクルマ5台
TEAM IMPUL、プルシェール離脱によりスーパーフォーミュラ第2戦はベン・バーニコートを起用。第3戦以降のドライバーは未定
ジープ ラングラーがブラッシュアップ 新グレードも登場|Jeep
トヨタ「次期型エスティマ」どうなる!? “天才的”なタマゴデザインも継承? 新型「まんまるミニバン」に期待大!
中上貴晶、2戦連続ポイント獲得「改善は必要だが、モチベーションを高めることができた」/第5戦フランスGP 決勝
【MotoGP】連続表彰台のマルケス「チャンピオン争いにはまだ”何か”が足りない」ドゥカティでの課題は初日からの一貫性?
【稀少モデル】BMWが「M4 CS」発表! 超高速クーペは2000万円強、日本には何台入る?
若者も注目するアメ車の“異世界”。「ジープ ラングラー」大幅値下げ戦略と日本で人気上昇の背景
どちらがお好み? コンパクトミニバン対決!「新型フリードvsシエンタ」注目ポイントはココだ
オラオラ系エアーに車中泊クロスター。ホンダアクセスの新型フリード用パーツがなかなかイケてる
【えっ、もう受注開始?】新型「フリード」今日から予約可! 6月の発売待ちは悪手。販売店ナマ情報
レクサスLM“3列6人乗り”ついに発売! 4人乗りと何が変わった? 1500万円でライバルは高級SUV
新型「フリード」は2連ラインLEDの未来顔! 「エアー」登場でまさかのステップワゴン方式に
【まさに次期マツダ6?】マツダが中国で発表した流麗な新型セダンの日本導入が“絶対にない”理由
新型「フリード」5月登場! 「シエンタ」も改良で大激戦。デザイン派かコスパ派かでお勧めが違う