生産2万台を突破
text:Greg Kable(グレッグ・ケーブル)
【画像】BMW i8、ヴィジョンMネクスト【現行と後継モデル比較】 全81枚
BMWは、4月に生産が終了となる、BMW「i8」プラグイン・ハイブリッド・スポーツカーの総生産台数が、2019年12月に2万台を突破したことを明らかにした。
記念すべき2万台目は、アルティメット・ソフィスト・エディションで、これにより、歴代のBMWスポーツカーで最も生産台数の多いモデルとなった。
1978年に発売されたM1の生産台数は399台、2000年に導入されたZ8の生産は5000台となっている。
BMWは、「iX3」コンパクトSUV、「i4」サルーン、「iネクスト」SUVフラッグシップなどの新しいEVモデルに注力するため、プラグインのフラッグシップの生産中止を決定している。
このBMWのiサブブランドの最初のモデルは、2014年にクーペバージョンが最初に販売され、2018年にはオープントップのi8ロードスターの投入と同時に、フェイスリフトを受けている。
販売開始からの6年間、i8は、BMWのプラグインハイブリッドモデルの先駆者としての役割を果たしてきた。
また、のちに最新の7シリーズのカーボンコアボディ構造を含む、ほかのBMWモデルに採用された、カーボンファイバー製造プロセスのパイオニアとなっている。
BMWは、限定200台のアルティメット・ソフィスト・エディションを最後に、i8の生産を終了すると述べている。
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