国内ではトヨタの代表的コンパクト「ヴィッツ」がフルモデルチェンジを機に海外市場と同じ「ヤリス」に改名することが10月に発表されたばかりだが、海外ではそのヤリスにセダンバージョンも設定されている。このたび北米で、2020モデル「ヤリスセダン」が発表された。
北米では2015年より「ヤリスiA/サイオンiA」の名でセダンモデルが販売されており、このたび披露されたモデルはその改良版にあたる。日本ではヤリスの属するBセグメントのセダンは需要が少なく、トヨタブランドでは現在は設定されていない。その状況に比べると、北米ではもう少し需要が見込まれるということだろう。
とはいうものの、実はこのヤリスセダンはMAZDA2(セダン)をベースとしている。フロント周りのデザインがヤリスハッチと微妙に異なるのはそのため。マツダも国内ではMAZDA2はハッチバックのみのラインアップだが(厳密にいえば「マツダ教習車」として教習所には導入されている)、海外ではセダンも設定しているのだ。もっとも需要があるとはいっても、ドル箱のように稼げるかといえばそこまでではなく、トヨタが新規に開発せず、アライアンスに委ねていることからもうかがい知ることができる。
新型ヤリスセダンが搭載する1.5リッター・106hpエンジンもマツダ製で、6速ATを組み合わせ、14.8km/Lの低燃費をウリとしている。
このほかApple CarPlay/Android Auto対応や、充実した安全装備などでメインターゲットである若者層にその魅力をアピールする。2020モデル ヤリスセダンは、1万6000ドル(約174万円)を切る価格から設定されるという。
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