現在位置: carview! > ニュース > ニューモデル > メルセデスの新EV 「EQA」を目撃? GLA風の偽装ボディをまとい充電中

ここから本文です

メルセデスの新EV 「EQA」を目撃? GLA風の偽装ボディをまとい充電中

掲載 更新
メルセデスの新EV 「EQA」を目撃? GLA風の偽装ボディをまとい充電中

EQAは2代目GLAがベース?

text:Greg Kable( グレッグ・ケーブル)

【画像】メルセデスEQAとGLA 全29枚

translation:Kenji Nakajima(中嶋健治)


メルセデス・ベンツは電気自動車のサブブランド「EQ」へ、エントリーモデルの「EQA」を2020年に追加する予定だ。今回撮影されたEQAと思われるスパイ画像は、新しいGLAをベースにしていることを伺わせている。

スパイ画像は、ドイツ・シュツットガルトの地下駐車場でEV充電器に接続されている姿。このクルマが新しいGLAのプラグイン・ハイブリッドである可能性も否定できない。

2代目へとモデルチェンジを行うGLAは、EQAのような純EVにも適したベース構造が採用されると考えられる。SUVのようなルーフの高いクルマの場合、床下にバッテリーセルを収容しても、車内空間を大きく犠牲にすることはないためだ。

新しいGLAも、間もなく発表されるだろう。だがメルセデス・ベンツは、EQAをAクラスではなく、GLAの人気と実用性の高さを活かすことで検討している。

2017年のフランクフルト・モーターショーで発表されたコンセプトEQAは、3ドアハッチバックだった。しかし、2019年に発売されたEVのメルセデス・ベンツEQCはSUVモデル。GLBベースのEV、EQBも間もなく登場するだろう。

GLAがベースとなっているこのEQAと思われるクルマからは、コンセプトEQAとのつながりを感じ取れる。フロントグリルは塞がれ、ユニークなフロントデザインが与えられているようだ。フロントやリアのライト周りのデザインもほかとは異なる。

EV導入への真剣さを証明するEQA

メルセデス・ベンツは昨年、フランス・ハンバッハで純EVのEQAハッチバックを製造することを発表している。現在この工場ではスマートのEVモデルが製造されており、500万ユーロ(600億円)を追加投資している。

EQのエントリーモデルとなるEQAは、2020年の発売を予定。航続距離は400kmとされ、3万4075ポンド(477万円)のBMW i3とライバル関係となる。EQは2022年までに10車種を展開する計画となっており、その1つを構成する。

ダイムラーのCEOを努めていたディーター・ツェッチェは過去にこう話している。「EQのラインナップには様々なモデルが含まれる予定ですが、その1台はコンパクトカーになります」

メルセデス・ベンツは世界規模で工場の生産性の工場を図っている。フランス・ハンバッハの工場はEVに特化することになり、ガソリンやディーゼルエンジンモデルの生産体勢に影響を与えることなく、EVの生産台数増加も実現できる。

メルセデス・ベンツで生産部門を率いるマーカス・シェーファーによれば、「主要工場となるドイツ・ラシュタットと合わせて、世界規模でのコンパクトカー製造ネットワークの1つになる」 と、スマートを製造するフランスの工場を説明していた。

また、メルセデス・ベンツのセールスとマーケティングを取りまとめるブリッタ・シーガーは、「これ(EQA)は、フランスで製造される初めてのEQモデルとなります」 と話している。

ツェッチェは昨年、メルセデス・ベンツは電動化への取り組みを加速させると述べている。「EQAは、EQのモデル構成の中で、EVの導入に真剣であることを証明するものです」

こんな記事も読まれています

50号車フェラーリが最速も最低重量違反で予選失格。5号車ポルシェが繰り上がりポール獲得|WEC第3戦スパ6時間
50号車フェラーリが最速も最低重量違反で予選失格。5号車ポルシェが繰り上がりポール獲得|WEC第3戦スパ6時間
motorsport.com 日本版
日産「新型コンパクトSUV」まもなく登場!? トヨタ「ヤリスクロス」サイズの「斬新モデル」! 「新ジューク」日本再上陸の可能性とは
日産「新型コンパクトSUV」まもなく登場!? トヨタ「ヤリスクロス」サイズの「斬新モデル」! 「新ジューク」日本再上陸の可能性とは
くるまのニュース
ボルボ、人気モデル『XC40』を仕様変更。特別限定車“プラスB3セレクション”も同時設定
ボルボ、人気モデル『XC40』を仕様変更。特別限定車“プラスB3セレクション”も同時設定
AUTOSPORT web
FIA、雨対策用F1ホイールカバーの改良版をテスト。フェラーリがフィオラノで走行
FIA、雨対策用F1ホイールカバーの改良版をテスト。フェラーリがフィオラノで走行
AUTOSPORT web
ディフェンダー に2025年型、マイルドハイブリッドディーゼルを350馬力に強化
ディフェンダー に2025年型、マイルドハイブリッドディーゼルを350馬力に強化
レスポンス
【最終最強のW12搭載】 ベントレー・バトゥール・コンバーチブル 内装にジュエリーとのコラボ
【最終最強のW12搭載】 ベントレー・バトゥール・コンバーチブル 内装にジュエリーとのコラボ
AUTOCAR JAPAN
【MotoGP】マルケス、フランスGP初日はドゥカティ陣営で今季最も苦戦した1日に「リヤの改善が必要」
【MotoGP】マルケス、フランスGP初日はドゥカティ陣営で今季最も苦戦した1日に「リヤの改善が必要」
motorsport.com 日本版
全国各地で減便&廃業! もはや「路線バス」という発想自体が古いのだろうか
全国各地で減便&廃業! もはや「路線バス」という発想自体が古いのだろうか
Merkmal
元F2ドライバーのビスカール、ポルシェ963でIMSAデビューへ。プロトンからラグナ・セカ戦に参戦
元F2ドライバーのビスカール、ポルシェ963でIMSAデビューへ。プロトンからラグナ・セカ戦に参戦
AUTOSPORT web
高級車ディーラーを訪ねる際の“ドレスコード”、どんな服装までOKなのか?!
高級車ディーラーを訪ねる際の“ドレスコード”、どんな服装までOKなのか?!
月刊自家用車WEB
大型トラックの「タイヤ」が浮いてる!? 故障なの? 奇妙すぎる「浮くタイヤ」には切実な理由があった!
大型トラックの「タイヤ」が浮いてる!? 故障なの? 奇妙すぎる「浮くタイヤ」には切実な理由があった!
くるまのニュース
なんでバッテリーは「上がる」のか? もしかすると「暗電流」が原因かも!?
なんでバッテリーは「上がる」のか? もしかすると「暗電流」が原因かも!?
バイクのニュース
レッドブルに近付けるか!? フェラーリが大規模アップデートマシンをフィオラノでテスト。ボディワークに様々な変化
レッドブルに近付けるか!? フェラーリが大規模アップデートマシンをフィオラノでテスト。ボディワークに様々な変化
motorsport.com 日本版
【日本企業初!営業利益が5兆円超え】 トヨタが別格ともいえる決算説明会を開催 投資を強化も
【日本企業初!営業利益が5兆円超え】 トヨタが別格ともいえる決算説明会を開催 投資を強化も
AUTOCAR JAPAN
CRI・ミドルウェアのCRIWARE搭載車両が全世界で600万台を突破
CRI・ミドルウェアのCRIWARE搭載車両が全世界で600万台を突破
レスポンス
オフロード感マシマシ[新型フリードクロスター]がヤバい!! 絶対付けたい純正オプション一挙に
オフロード感マシマシ[新型フリードクロスター]がヤバい!! 絶対付けたい純正オプション一挙に
ベストカーWeb
えっ、もう増税!? スズキ「スイスポ」に日産「ジューク」など、まだまだ現役だと思っていた2024年に増税対象となるクルマとは
えっ、もう増税!? スズキ「スイスポ」に日産「ジューク」など、まだまだ現役だと思っていた2024年に増税対象となるクルマとは
Auto Messe Web
歩行者からしたら「マジ勘弁」! そこかしこで見かけるクルマの身勝手行為5つ
歩行者からしたら「マジ勘弁」! そこかしこで見かけるクルマの身勝手行為5つ
WEB CARTOP

みんなのコメント

この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

771.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

398.0658.0万円

中古車を検索
EQAの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

771.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

398.0658.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村