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新型プジョー208のイギリス価格 EV仕様「e208」、補助金で邦貨324万円~

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新型プジョー208のイギリス価格 EV仕様「e208」、補助金で邦貨324万円~

75psガソリン+5速MT 210万円~

新型プジョー208の英国における販売価格が、ガソリン車、ディーゼル車、そして電気自動車仕様も含めて、明らかになった。イギリス市場における注文受付けは、数週間後に始まる予定だ。

【画像】新旧比較 プジョー208 全43枚

新型フォード・フィエスタのライバルとなる新型プジョー208の英国価格は、「ピュアテック75」のアクティブ・トリムを選ぶと1万6250ポンド(210万円)から。これは、最高出力75psの1.2L直列3気筒エンジンと5速マニュアル・トランスミッションを搭載する車種だ。

「新型208の内装。近年のプジョーを代表するiコクピットのコンセプトを受け継ぐ」エントリー・レベルのモデルでも、16インチ・アロイホイール、歩行者検知機能付き自動ブレーキアシスト、ヒーター内蔵ドアミラー、オートマティック・エアコン、そして「iコクピット」と呼ばれるインフォテインメント・システムが標準装備されるというなかなかの商品力。

同じ1.2Lでも最高出力100psの「ピュアテック100」では6速マニュアル・トランスミッションとの組み合わせとなり、アクティブ・トリムを選ぶと1万7350ポンド(224万円)から。

中間グレードのアリュールは、1万8850ポンド(244万円)からという価格設定だ。8速オートマティック・ギアボックスも1400ポンド(18万円)を追加すれば選ぶことができる。

130psガソリン 8速ATのみ

新型プジョー208で最高出力130psを発揮する1.2Lの「ピュアテック130」は8速ATのみで2万1500ポンド(278万円)。このトリムでは、17インチ・ホイール、ブラック塗装のBピラー、レザー調シート、「3D iコクピット」が標準装備となる。

上級トリムの「GTライン」は最高出力100psの1.2Lエンジンと6速マニュアル・トランスミッションの組み合わせが2万700ポンド(268万円)から。前後パーキングセンサーとバックカメラ、8色のアンビエント照明、スマートビーム・アシスト付きフルLEDヘッドライト等が標準で装備され、自動ブレーキも夜間対応、歩行者&自転車検知機能付きとなる。

「3月のジュネーブショーに展示された新型プジョー208 GTライン」エクステリアではブラックのコントラスト・ルーフとツイン・エグゾースト(EVは除く)が特徴だ。また、トレッドが12mm拡がるため、黒いホイールアーチ・エクステンションが追加される。これによってホイールを大きく見せる効果がある。

プジョーのデザイナーたちは、他のメーカーと同様、208に大径ホイールを装着したかったが、「このセグメントでは、コストが大事」とデザイン・マネージャーのヤン・ビューレルは語っている。

EV 最上級グレードは383万円

最高出力100psの1.5L直列4気筒ディーゼル「ブルーHDi100」もすべてのトリムに用意されるが、より興味があるのは、電気モーターが最高出力100kW(136ps)を発生するEV版「e208」の方だろう。

英国におけるe208の価格は、ベーシックなアクティブ・トリムが2万5050ポンド(324万円)から。最上級のEV専用トリム「GT」なら2万9650ポンド(383万円)だ。この価格は、3500ポンド(約45万円)の補助金を適用したものである。

「EVモデルのe208。英国では45万円の補助金が適用され邦貨324万円~」自宅用充電器に接続するためのケーブルも付属し、これを使って7kWで充電すると7.5時間でフル充電が完了する。GTトリムには、停止&発進に対応したアダプティブ・クルーズコントロールや、レーン・アシスト、ブラインドスポット・モニタリング、大型の10インチ・インフォテインメント・ディスプレイ、前席シートヒーターが装備され、インテリアはアルカンターラとレザーの組み合わせとなる。

それ以外のトリムの場合、装備は基本的に内燃エンジン仕様と共通だが、アクティブ・トリムでは16インチのスチール製ホイール、アリュール・トリムでは16インチのアロイ・ホイールとなる。

新型208は3月のジュネーブ・モーターショーで初めて一般公開された。顧客への納車は2020年初めに始まる予定だ。

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