マツダは7月4日、同社のフラッグシップモデル「マツダ アテンザ」に新たに2.5Lガソリンターボエンジン「SKYACTIV-G 2.5T」を導入し、予約受注を開始しました。また車名もこのタイミングで「MAZDA6(マツダ・シックス)」に変更することを発表。5月に発売されたマツダ3(旧アクセラ)に続く、グローバルでの名称統一モデルとなります。余計なお世話ですが、果たして日本のユーザーはこの動きについてこられるのか? 少し心配になってしまいます。
さて、これまでのアテンザにラインアップされていたエンジンは、クリーンディーゼルの「SKYACTIV-D 2.2」と、NAガソリンの「SKYACTIV-G 2.0」「SKYACTIV-G 2.5」の3種でしたが、今回新たに2.5Lガソリンターボエンジン「SKYACTIV-G 2.5T」を導入。最高出力230ps/最大トルク420Nmを発揮し、「4.0L V8自然吸気ガソリンエンジン並みのトルクが生み出す力強さと気持ち良い加速フィール、そして高揚感を感じさせるエンジンサウンドを実現」と謳われています。
搭載モデルの「25T Sパッケージ」には、加速重視で選択したファイナルギア比や、高いブレーキ性能を持つ17インチの大径フロントブレーキを採用。さらにスポーティなブラック塗装のホイールとブラックレザーインテリアを専用設定とし、上質感と合わせて走りへの期待感も高めたモデルとしています。
また、ブレーキ制御で旋回中からターンアウト時の安定性・収束性を向上する「G-ベクタリング コントロール プラス(GVC プラス)」を標準設定とし、高速走行時や滑りやすい路面でもより安定した車両挙動を実現したそうです。
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