マツダは6月5日、欧州で新型「Mazda 3」の受注を開始するとともに、新型の目玉のひとつである新開発ガソリンエンジン「SKYACTIV(スカイアクティブ)-X」について、スペックなどの詳細を発表した。
スカイアクティブ-Xは、マツダ新開発のエンジン燃料および制御技術「SPCCI(火花点火制御圧縮着火)」を採用する。これはガソリンエンジンでは困難とされていた圧縮着火による技術を盛り込むことに成功したもの。圧縮着火はガソリンエンジンの場合ではごく限られた領域でしか実現が困難とされてきたが、マツダのSPCCIは、スパークプラグの点火時期を制御することで幅広い領域で圧縮着火を実現。その結果、ガソリンエンジンの特長である伸びの良さと、ディーゼルエンジンの低燃費・高トルク、優れたレスポンスといったメリットを両立できたという。
その技術を採用した第一弾となる2リッターガソリンエンジン「SKYACTIV-X」は、16.2:1の高圧縮化を実現し、最高出力180ps/6000rpm、最大トルク224Nm/3000rpmを発生。6ATを組み合わせたFF・ハッチバックモデル(16インチタイヤ装着)の場合で、6.2L/100km(=16.1km/L)(欧州複合燃費)を実現している。
なお、新型Mazda 3には、トランスミッションは6MT/6AT、駆動方式はFF/AWDが設定される。また、エンジンは2リッターガソリン「SKYACTIV-X」の他にも、1.5リッターガソリンの「SKYACTIV-G 1.5」、2リッターガソリンの「SKYACTIV-G 2.0」、1.8リッターディーゼルの「SKYACTIV-D 1.8」が設定される。
なお、Mazda 3は日本市場では5月24日に発売され、スカイアクティブ-Xモデルについては10月の発売が予定されている。
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