北米日産のミドルサイズSUV
北米日産は、フェイスリフトを受けた日産ローグ・スポーツ(2020年モデル)を、シカゴ・オートショーで初公開し、車両の画像25枚を公開した。フロントフェイスとリア・テールランプを新意匠としたほか、トリムとオプションの選択肢を変更している。
装備面では、プロパイロット・アシスト、日産セーフティ・シールド360、9スピーカーのBoseオーディオシステムを設定したほか、アップルカープレイ/アンドロイドオートに標準で対応した。
エンジンは、141hpを発生する2.0ℓDOHC16バルブ直4ユニット。これにエコ・モードを装備するXトロニックを搭載している。
フロントフェイスは、フード、Vモーション・グリル、バンパーを意匠変更。LEDのデイタイム・ランニングライトを採用するなど灯火類も含めてアグレッシブな表情に変わった。リアはコンビネーションライトの意匠を変え、足元には19インチの新型アルミホイールを用意。外板色はニトロ・ライムメタリック、モナークオレンジ・メタリックが新色として加わっている。
後席が開閉されないと……
また、これまでSV、SLグレードに設定されていた「日産セーフティシールド」が、ベースグレードのSを含む全車に標準装備化。歩行者検知に対応した衝突回避支援ブレーキ、リアオートマティック・ブレーキ、レーン・ディパーチャー・ウォーニング、ブラインドスポット・ウォーニング、リアクロストラフィック・アラート、ハイビームアシストを備える。
注目は、後席の子供置き去りを防止する効果が期待される「リアドア・アラート」を標準搭載したことである。本機能は、走り出す前に後部ドアが開閉されたにもかかわらず、停止後に開閉されない場合、システムが警告を発するもの。クルマが駐車され、イグニッションがオフになった時点で、インストゥルメントパネルに警告メッセージを表示し、小さな警報音が鳴る。
日産ローグ・スポーツ(2020年モデル)の北米発売は2019年の秋だ。
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