自社生産車種の販売 拡大へ
ルノーは現在ダチアのダスター、ローガン、サンデロ・ステップウェイなどの車種をルノーブランド下で販売している。しかし、こうしたモデルは廃止する方向に向かっているとルノーのデザイン部門トップ、ローレンス・ヴァン・デン・アッカーが明かした。
さいたまイタフラミーティング 868台のイタフラ車が集合 写真40枚
「わたしの目標はルノーが世界中でユニークな車種を販売することです。ダチア由来のルノー車種(トップ画像のルノー・ダスターなど)はやめるべきだと思うのです」
「もちろんビジネスの問題もあります。事実、いくつかのマーケットは、高価なルノー車よりも安価で信頼性のあるダチアに向いています。だからルノーブランド下でダチア車を販売し、そういった市場での足場を確保したわけです。ですがルノーの売り上げは段々と伸びてくるようになったので、新たな方向へと舵を切ることにしました」
将来のダチア、ルノーと異なるデザインに
ダチア・ダスターのプラットフォームで開発され、他市場のキャプチャー(Captur)よりも少し大きいキャプチャー(Kaptur)はロシア市場で販売されている。ロシアのような新しい市場専用に開発されたクルマだ。
ルノー・ダスターとして販売されているダチア・ダスターは様々な市場で売れ行きが好調で、今後も販売が継続される見通しだ。現在は第2世代目ダスターが世界中で販売されている。
ヴァン・デン・アッカーはルノー下で販売するダチア車を止めることで、これからのダチア車のデザインもより独自のものになると明かした。
「次世代のダチアは素晴らしくなります。ルノーは繊細なラテンのデザイン、ダチアはたくましいゲルマンなデザインにしようと計画しています」
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