マツダは10月25日、SUVの最上級モデル「CX-8」に、2.5リッターターボエンジンを搭載し、シリーズ最強の230psを誇る新グレード「25T」と、2.5リッターNAエンジンを搭載する「25S」を設定し、11月29日に発売すると発表した。
「25T」に搭載される2.5リッター直噴ガソリンターボエンジン「SKYACTIV-G 2.5T」は、最高出力230ps、最大トルク420Nmのスペックを誇る高出力ユニット。マツダはこれまでディーゼルエンジンをラインアップし、ディーゼルならではの高トルクをウリとしてきたが、新たに排気量に余裕のあるガソリン仕様を設定し、ハイパワーを求める層にアピールする構えだ。
具体的には、「25T」は2.2リッターディーゼルターボ仕様に比べ、パワーで40ps上回る。高速道路での伸びやかな加速フィールはハイパワーガソリン車の得意とするところ。長距離を移動する機会の多いユーザーには大きな魅力となるだろう。なお最大トルクはディーゼルエンジンに譲るが、スペック的には420Nmと十分な数値が出ているので力不足を感じることはなさそうだ。駆動方式は4WDとなる。
なお、同時に設定された「25S」は、ノンターボ仕様の2.5リッター車。こちらは直噴システムによる効率の良さと、比較的大きな排気量ゆえの余裕のある走りが楽しめそうだ。ただし「25S」はFFモデルのみの設定で、4WDは選べない。スペックは最高出力190ps、最大トルク252Nmと、パワーは既存の2.2リッターディーゼルと同じ。燃費は12.4km/L(WLTCモード)となっている。
なお、ガソリンエンジン車の設定とあわせ、CX-8は一部改良を受けた。主な改良点は、シャシー制御技術「G-ベクタリング コントロール」が進化し、新たにハンドルを戻す際の制御を盛り込んだ「G-ベクタリング コントロール プラス」へと進化した。また、衝突回避軽減ブレーキに夜間時の歩行者認知機能が追加されたほか、3列目シート周りの静粛性を向上させるなど、安全性や快適性の向上も図られている。
価格は289万4,400円から446万400円まで。
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