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ホンダCR-Vの本当のライバルはホンダ・ヴェゼルかも|2年半ぶりにCR-Vが日本市場で復活 ~まずはガソリン車から~

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ホンダCR-Vの本当のライバルはホンダ・ヴェゼルかも|2年半ぶりにCR-Vが日本市場で復活 ~まずはガソリン車から~

五代目CR-Vが、2年半ぶりに日本市場に戻ってきた。1.5ℓエンジン+VTECターボの組み合わせのガソリンモデルが2018年8月30日に登場。さらに、11月1日には、CR-V初となるハイブリッドモデルが発売される。というわけで、ディーラーへと現車確認に行ってきた。

CR-Vが復活の狼煙を挙げ、SUV戦国時代はさらに激しさを増す

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 1995年に登場した初代CR-Vは、その前年にデビューしたトヨタRAV4とともに「ライトクロカン」と呼ばれて人気を博した日本的SUVの草分け的存在としてデビューした。

 2001年、2006年とモデルチェンジを行い、2011年に四代目が登場。その後、2016年のマイナーチェンジを受けることなく、後継のヴェゼルに吸収されるカタチで、日本市場から姿を消してしまった。

 2016年10月、北米を皮切りに五代目が登場。北米や中国に販売の軸足を移していった。2018年には欧州モデルが5代目に突入。途絶えていた日本だったが、同年8月30日、5代目CR-Vが復活登場となった。

 都内某所のディーラーに現車を確認しに行くと、展示車両群の中央にCR-Vが。イメージしていた、というよりイメージのベースにしたのが初代CR-Vだったので、率直に“雰囲気が違うな”とは思いつつも、単に自分が“浦島太郎”だけの話で、今時のSUVスタイルで“いいね!”と、いつものように一目惚れしてしまった。
 
 ただ、ちょっと“デカイ”かなと思いディーラーの担当者に聞いたところ、「北米の車格のまま日本に持ってきましたからね。なので、大きいですね。今日は展示車を用意できませんでしたが、7人乗りも設定していますのでそれも関係しているでしょうね。3列シートへの要望も強くあったもので……」。

CR-Vを吸収したモデルがこれからはCR-Vのライバルとなる!?

 CR-Vの車両寸法は、全長×全幅×全高=4605×1855×1680 ※4WD車は1690(mm)。ライバルといわれる“スバル・フォレスター”“日産X-TRAIL”“マツダCX-5”のなかでは、全長、全高とも3番目だが、全幅は一番長かった。

 4車を比較してではなくCR-V単独を車外で見た際の感想になってしまうが、ペーパードライバーである身長160cmの同行者の目線からだと「大きくて運転するのが大変かも」というコメントが。やはり全幅は気になるところか。ただ、SUVの場合、アイポイントを高くとれるので、運転するのにそんな苦労することはないのではと思った。

 だが、そんなこと考えていたところ、「正直、訪問されるお客様の多くはCR-Vにあまり興味を示されないんですよね。この地域は割と狭い道が多くて、ボディが大きすぎると思われてしまっていて。そのせいか、CR-Vよりそちらにあるヴェゼル<全長×全幅×全高=4330×1770×1605(mm)>の方に目がいってしまわれるようです」と、前出の担当者。

 とはいえ、すべてのひとがCR-Vにまるっきり興味がないかというのではなく、11月1日発売のCR-V初のハイブリッドモデルを先行予約されて帰られる方もいるほど。復活登場のCR-Vは、やはり注目の的といったところだ。

 CR-Vのライバルは他車モデルだけでなく、振り向けばそこにもいたという感じか。ただ、これはとある地域の一ディーラーの”今”。他の地域のディーラーでは、また違った傾向をみせることだろう。

 と、そんな“生の話”をディーラーで聞かせてもらい、ニューモデルデビュー間もなしでもいろんなエピソードが生まれてくるものだと実感した。

 今回、試乗をすることはなくボディサイズによる印象を確認することはできなかったが、CR-Vをきっかけに、自動車に関する話もいろいろと聞けてとても有意義な時間を過ごすことができた。

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