もくじ
ー ディーゼル不正とは無関係と主張
ー 他メーカーも脱ディーゼルの動き
現地ルポ、ディーゼル不正 VWグループの苦境続く 業界全体への影響も
ディーゼル不正とは無関係と主張
フォルクスワーゲンは10月以降、オーストラリアでのディーゼル車の販売を減らす。ただし同社によれば、この決定はディーゼルゲート問題とは関係がないという。
現時点でオーストラリアのラインナップにあるディーゼルエンジンは、ゴルフとティグアンに搭載されている110 TDI、ゴルフ・オールトラックに搭載されている130 TDI、ティグアンとパサート・オールトラックに搭載されている140 TDIの3種類である。
この件について「モータリング」誌は次のように報じている。
「フォルクスワーゲン・オーストラリアのマイケル・バーチ社長は今回の決定はディーゼルゲートとは何の関係もないと主張し、以下のように述べている。『ディーゼル搭載モデルの販売終了はディーゼルゲート問題を受けてのものではありません。ドイツからどのモデルを輸入するのが最適かという話です』」
さらに、ディーゼルエンジンに加えて、オーストラリアではゴルフとティブアンに搭載されている100 TSIも廃止されるという。
他メーカーも脱ディーゼルの動き
以前、パサートからディーゼルモデルが廃止された一方で、ジェッタの右ハンドル仕様が廃止され、ディーゼルエンジンを搭載していたCCに代わって、ガソリンモデルのみの提供となるアルテオンが導入されている。
上記の決定から、商用車を除けば、オーストラリアで正規購入できるフォルクスワーゲンのディーゼルモデルは、SUVモデルのティグアン・オールスペースや新型トゥアレグに限られる。
「モータリング」誌によれば、近年ディーゼルモデル販売の減少傾向は加速しており、2017年の新車販売に占めるディーゼルエンジン車の割合は22.2%となっている。
この件について、英国フォルクスワーゲンからはこれ以上のコメントは得られなかった。
世界のほかの地域では、フォルクスワーゲンはモデルを問わずディーゼルエンジンの販売を継続している一方で、多くの自動車会社はディーゼルからの撤退を続けている。
例えばボルボは今年初めにV60を発表したが、これはディーゼルエンジンを搭載する同社最後のモデルとなる。新型S60は2019年初頭に発売を開始する予定だが、これはポストディーゼル時代を迎えたボルボにとって初めてのモデルになる。
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