リオネル・バーバー(フィナンシャル・タイムズ編集者)
「セルジオ・マルキオンネにご冥福をお祈りします。大胆な彼はフィアットを救い、クライスラーを生まれ変わらせたのです。心から、彼の死が残念でなりません」
『セルジオ・マルキオンネ 追悼の声(後編)』すべての画像をみる
ヘンリー・フォイ(フィナンシャル・タイムズ特派員)
「マルキオンネはフィアットの再生のために2004年にCEOに就任しました。この時のフィアットの時価は75億ドル(1兆1000億円)でした。彼が亡くなった今、フィアットやクライスラー、フェラーリの時価はざっと10倍になりました。彼はわたしがインタビューした中でもっとも賢い人物で、自動車業界に彼の代わりになれるひとなどいないでしょう」
アンドリュー・フランケル(AUTOCAR上級寄稿者)
「マルキオンネについてわたしがもっとも気に入っている瞬間は、わたしがフィオラノを訪れた時です。マルキオンネもたまたま来ていたのでしょうか、わたしは彼に近づくと質問しました。『ディノはいつ出るんでしょう。それとも存在しないのですか』彼はわたしの目を見て答えました。『いつかです』その答えは夢のようでした。存在するとわかったのですから。彼がディノの登場を見届けられないのが心底惜しいです。ご冥福をお祈りします」
スティーブ・クロプリー(AUTOCAR編集主任)
「彼はある意味、わたしのヒーローのひとりです。もう彼の華麗な記者会見に参加できないと思うと悲しいです。彼は古風な意味でのカーガイではありませんでしたが、誰よりも同社のビジネスについて良い影響を与えてきました」
次はレース関係者などだ。
マクラーレンF1チーム
「マクラーレン従業員一同は、セルジオ・マルキオンネの訃報を聞いて、深い悲しみを覚えています。ご遺族とスクーデリア・フェラーリの皆様に謹んでお悔やみ申し上げます」
ウィリアムズF1
「われわれはセルジオ・マルキオンネの訃報を聞いて、深い悲しみを覚えています。ウィリアムズを代表し、ご遺族、ご友人、スクーデリア・フェラーリの皆様に心からお悔やみ申し上げます」
レッドブル・レーシング
「セルジオ・マルキオンネのご遺族、ご友人の皆様に謹んでお悔やみ申し上げます。スクーデリア・フェラーリはいつでも良きライバルです。心からご冥福をお祈りします」
ニューヨーク証券取引所
「われわれは自動車界のレジェンド、セルジオ・マルキオンネの死を前に、悲嘆にくれています。彼はいくつもの会社(フィアット・クライスラー、フェラーリ、CNHインターナショナル)の公開取引を開始し、世界中で何千もの仕事を作り出しました」
写真:マキオンネは2015年10月、ニューヨーク証券取引所にフェラーリを上場した。銘柄コードは当然「RACE」だ。
最後は政治家だ。
セルジオ・マッタレラ
「マルキオンネはイタリアの工業史の重要な1ページを描いた。フィアットのリーダーとして、大きく変わるマーケットや生産システム、経営戦略や貿易協定を見事乗り切ったのだ」
シルビオ・ベルルスコーニ(前イタリア首相)
「セルジオ・マルキオンネを失ったイタリアは、ひとりの優秀な経営者だけでなく、同時に国を代表する象徴的な人物を失いました。彼はイタリア最高の人物でした」
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