■安全装備の進化と特別仕様車
2010年12月に登場した現行型(3代目)ヴィッツ。すでに発売から7年半が経過しており、さすがにそろそろ次期型を……という販売店サイドからの声を尻目に、このたびトヨタは一部改良を実施。同時に特別仕様車F“Safety Edition II”、特別仕様車F“Amie(アミー)”を設定し、本日5月31日に発売した。
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特別仕様車HYBRID F“Safety Edition II” 189万6,480円
今回の一部改良では、衝突回避支援パッケージ「Toyota Safety Sense」において、昼間の歩行者も検知対象に加えた「プリクラッシュセーフティ(レーザーレーダー+単眼カメラ方式)」を採用。また、駐車場などでのアクセルペダル踏み間違い時の衝突被害軽減に寄与する先進の安全機能「インテリジェントクリアランスソナー(パーキングサポートブレーキ)」を新たにオプション設定している。
新たに設定された特別仕様車F“Safety Edition II”は、「HYBRID F」、「F」をベースに「Toyota Safety Sense」や「インテリジェントクリアランスソナー(パーキングサポートブレーキ)」などを特別装備することで、安全面での魅力を高めている。
■「老舗」になってきたので、ぼちぼち次の提案を
本企画冒頭にも記したように、ヴィッツは発売後すでに7年半を経過。全般的にモデルサイクルが長くなっているコンパクトカー市場でもかなり「老舗」に入る車種となってきた。
細かい改良もいいが、そろそろ大幅変更で商品力の向上や新しい提案が見たいのだが……。
【コンパクトクラスの現行型発売年月】
トヨタ ヴィッツ 2010年12月
トヨタ アクア 2011年12月
トヨタ パッソ/ダイハツ ブーン 2016年4月
日産 マーチ 2010年7月登場
日産 キューブ 2008年11月
日産 ノート 2012年8月
ホンダ フィット 2013年9月
三菱 ミラージュ 2012年8月
マツダ デミオ 2014年7月
スズキ スイフト 2016年12月
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