もくじ
ー NAのレスポンスを重視
ー 6速MTを搭載、軽量化も
NAのレスポンスを重視
718ケイマンGT4と非常に深い関係を持つ次期ボクスター・スパイダーは、現在の718シリーズで最高性能版の2.5ℓフラット4ではなく、911 GT3の4.0ℓフラット6が搭載される見込みだ。これは最高のドライバーズカーとして名高い先代との釣り合いを持たせるためであろう。
2009年にボクスターの特別仕様を発売して以来、ポルシェ・モータースポーツはこのやり方にこだわっている。
「自然吸気はわれわれの強みのひとつです」とポルシェのGT開発部門トップのアンドレアス・プレウニンガーは語る。「モータースポーツにおいては、どんなターボエンジンよりも、高回転型NAの方が鋭いスロットルレスポンスを実現できると考えています」
911 GT3に搭載される4.0ℓユニットは500ps/8250rpmだが、ボクスター・スパイダーでは車格差を考えわずかに引き下げられるだろう。
先代ボクスター・スパイダーでは当時の911カレラ譲りの375psを発揮する3.8ℓフラット6が搭載された。最近登場したボクスターGTSやケイマンGTSには366psの4気筒が搭載されたことを考えると、このクルマがボクスター最速の座に就くためにはより大きなパワーが必要だ。おそらく、430ps前後になると予想される。
6速MTを搭載、軽量化も
ドライバー志向を強めるため、標準で6速MTが搭載されるが、サーキットでの速さを追求するひとのために7速PDKもオプションで用意されるだろう。
軽量化のため遮音材やラジオやエアコンなども省かれる見込みだ。電動ソフトトップも手動のものに置き換えられることになる。この軽量化とミシュラン・パイロット・スポーツ・カップ2の組み合わせにより、ボクスター史上最高のハンドリングを実現するだろう。
ボクスター・スパイダーのデザインはGTSとほぼ同じものになるだろう。ケイマンGT4も、より大型のリアウイングが与えられる点以外は同様の変更を受けると予想される。
ボクスター・スパイダーの発売次期などは明らかになっていない。しかし、GTSが先月発売されたことを考えると、今年後半になるのではないかと考えられる。
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