ホンダは、軽乗用車「N-ONE」をマイナーチェンジし、22日(金)に発売すると発表した。価格は、120万0960円から~174万0960円。今回のマイナーチェンジの目玉は、デザインの異なる4つのグレードを用意したこと。世界観の異なる「スタンダード」「セレクト」「プレミアム」「RS」の4グレードのなかから、好みにあった1台を選べるようにした。
「スタンダード」は、飽きのこないシンプルさを追求したもの。外観はプレーンなスタイルによりN-ONE本来のスタイリッシュなデザインを引き立てた。インテリアも過剰な加飾を排し、見やすさや使いやすさを重視したモデルとなる。
ホンダN-ONEがマイナーチェンジ。Nシリーズの今後の展開はどうなる?
「セレクト」は、ブラウンを基調に、レトロモダンな雰囲気を求めたモデル。5タイプの車体色(ホワイト系、ピンク系、アイボリー系、グリーン系、ブルー系)に、ブラウンのルーフやフロントグリル、ドアミラーを組み合わせ、インテリアのダッシュボードには落ち着いたメープルウッド調パネルを採用するなど、オトナの女性にも受け入れられる適度な塩梅を狙った。
「プレミアム」は、上質さを高めたモデルとなる。エクステリアの各部にメッキパーツをあしらい、車体とのコントラストを際立たせるとともに、インテリアにホワイトイルミネーションを取り入れるなど、個性豊かなデザインが特徴だ。
「RS」は、走りのイメージを高めたスポーティ仕様。エクステリアパーツの各部をブラックとし、大型テールゲートスポイラーを備えるなど、外観をキリッと引き締めている。室内のイルミネーションにはレッドを採用し、ドライビングの雰囲気を盛り上げた。
さらに今回のマイナーチェンジでは、ユーザーの満足度を高める基本性能の向上にも取り組んだ。具体的には、遮音機能を持つフロントガラスを軽自動車で初めて採用することで静粛性を高めたほか、すべての窓ガラスに紫外線を99%カットする「360°スーパーUV・IRカットパッケージ」を採用。また、急速充電に対応した充電用USBジャック2個を追加し、快適な移動空間を追求した。
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