現在位置: carview! > ニュース > ニューモデル > スズキ 小型乗用車 新型「スイフトスポーツ」を発売

ここから本文です

スズキ 小型乗用車 新型「スイフトスポーツ」を発売

掲載 更新
スズキ 小型乗用車 新型「スイフトスポーツ」を発売

スズキは、1.4L直噴ターボエンジン、軽量高剛性なボディー、新開発サスペンション等の採用により圧倒的な動力性能とハンドリング性能を実現し、クルマを操る楽しさをさらに高めた小型乗用車 新型「スイフトスポーツ」を、2017年9月20日より発売する。

スイフトスポーツは、スイフトのスポーツモデルとして2005年に誕生。日本をはじめ欧州を中心とした海外市場において、走行性能を徹底的に高めたコンパクトスポーツとして、高い評価と支持を得てきた。今回デビューの3代目モデルは、軽量化技術とともに走行性能を向上させた新型スイフトをベースに、日常での使いやすさを確保しながら、より高性能なホットハッチバックへと進化させている。

スイフトスポーツといえば、やはり最大の注目はパワーユニットだが、搭載されるのは1.4L直噴ターボの、K14C型ブースタージェット エンジン。小排気量ながらも低回転から高トルクを発揮するのが特徴で、パワースペックは最高出力が103kW/5500rpm、最大トルクが230N・m/2500‐3500rpm。2.2L自然吸気エンジン相当の力強さを発揮する。

点火制御とターボ過給圧制御は専用チューニングが施され、排気ガスの流入量を調節するウエストゲートバルブの開閉を、過給がかかりやすく反応に優れたノーマルクローズ制御としている。これによりアクセル操作に対する反応を高め、過給応答性を向上。幅広い回転域で鋭い加速を実現した。

スポーティーなエキゾーストサウンドにチューニングを施した排気系をはじめ、吸気系、冷却系、懸架系も専用設計。走行性能の向上に加えスポーツを体感できる演出にこだわっている。

高トルクなエンジンの持ち味をより引き出すために、マニュアルトランスミッションには2~5速をクロスレシオ化した、先代スイフトスポーツと同じギヤ比の6速MTを採用。トルクアップがそのまま駆動力に伝わる、走りに特化した設定とされた。ATもギア比を最適化し、鋭い加速が得られる6ATを採用する。

高効率なパワートレインや優れた空力性能などにより、燃費性能は燃料消費率JC08モード走行(国土交通省審査値)で、6MT車が16.4km/L、6AT車が16.2km/Lを達成している。

ボディ周りに目を向けると、新型は国内仕様スイフトスポーツとして初の3ナンバーサイズとなった。もちろんこれはトレッドを拡幅して、直進安定性、旋回性能を向上させるのが目的だが、サイズアップに伴う鈍重化にも徹底的に抗っている。

新プラットフォーム「HEARTECT(ハーテクト)」や軽量衝撃吸収ボディー「TECT(テクト)」の採用に加え、内装部品やシートに至る細部まで最適化したおかげで、車両重量は先代の同等モデル比で、じつに70kgの軽量化を実現している。また空力パーツの造り込みにより揚力低減と空気抵抗を高いレベルで低減。空気抵抗はこれも先代スイフトスポーツ比で、約10%低減している。

シャシー周りにも、スポーツの名に相応しい内容が盛り込まれている。ステアリング操作に対する高い追従性能を実現するため、専用ハブベアリングや専用トーションビームを採用し、車軸支持剛性を強化。専用スタビライザーやコイルスプリング、ブッシュ類などの採用で、ロール剛性も最適化されている。

スポーティーな走行に特化した減衰特性の、モンローのフロントストラット、リヤショックアブソーバーが採用されているのも、スイフトスポーツの特徴のひとつだ。また足元には、強度と軽量化を両立した専用17インチアルミホイールおよび、優れたグリップ性としなやかな接地性能を実現した195/45R17サイズのタイヤを採用する。

こうした走行性能の強化に伴い、フロントのブレーキサイズを拡大。ディスク大径化やディスク厚を増すことで、高速領域の制動性能を向上させている。

先進安全技術に関しても抜かりはない。セーフティパッケージとしてメーカーオプション設定されるのは、デュアルセンサーブレーキサポート(DSBS)、SRSカーテンエアバッグ&フロントシートSRSサイドエアバッグ、アダプティブクルーズコントロール(ACC)、リヤシートベルトフォースリミッター&プリテンショナー(左右2名分)だ。

DSBSは、単眼カメラとレーザーレーダーで、前方の歩行者や車を検知する衝突被害軽減システムで、前方衝突警報機能や前方衝突被害軽減ブレーキアシスト、自動ブレーキ機能を備えている。また単眼カメラを利用して実現した、スズキとしては初採用となる車線逸脱抑制機能が装備されるのも、ロングドライブなどでは有難い装備だ。

エクステリアはベースの新型スイフト同様、端正な2ボックスフォルムを基本としているが、ノーズを前方にせり出させたフロントマスクには、さらに躍動感を強調した専用バンパー&グリルが装着される。底辺の長い大きな開口部は、冷却効率の高さと低重心感を視覚的に訴えてくる。

軽快さと空力性能のベストバランスを追求したルーフエンドスポイラーや、カーボン調シボを施したフロントグリルとバンパー下部、サイドアンダースポイラー、リヤディフューザー。切削加工とブラック塗装を施した17インチアルミホイールも、スイフトスポーツならではの装備。リアには迫力と存在感のある、デュアルエキゾーストパイプの専用マフラーも装着される。

ボディカラーは、専用色のチャンピオンイエロー4をはじめ、全6色が設定される。

インテリアでは、スポーツ走行時などに運転姿勢をしっかり支える形状のSportロゴ入り専用フロントシートを採用。専用ドアアームレストオーナメント、インパネオーナメント、コンソールオーナメントを採用。車両前方から後方に向けて、赤から黒にグラデーションする柄でエキサイティングな走りを表現する。

またインパネには、タコメーターの盤色を赤に、スピードメーターの盤色をダークシルバーとした強いインパクトのある専用メーターに加えて、高精彩の4.2インチ大型カラードット液晶のマルチインフォメーションディスプレイをメーター中央に採用。ブースト計と油温計を追加し、スポーツドライビングをサポートするとともにスポーティー感を演出している。

ステアリングは表皮にディンプル加工を施し、グリップ性を向上させた本革巻のものを採用。アクセントとして赤クロスステッチとピアノブラック加飾が加えられているほか、シフトブーツにも赤ダブルステッチを施している。ペダルには操作性に優れたステンレス製ペダルプレートが採用される。

この記事を画像付きで読む(外部サイト)

こんな記事も読まれています

誕生から70年!アメリカンマッスルカーの雄「シボレー コルベット Z06」EU仕様でも速かった!
誕生から70年!アメリカンマッスルカーの雄「シボレー コルベット Z06」EU仕様でも速かった!
AutoBild Japan
西湘バイパスの「圏央道直結」いつ実現!? 中途半端な「新湘南バイパス」の平塚延伸はどうなっているのか 「謎の橋脚」の正体とは
西湘バイパスの「圏央道直結」いつ実現!? 中途半端な「新湘南バイパス」の平塚延伸はどうなっているのか 「謎の橋脚」の正体とは
くるまのニュース
ほぼ[アルファード]と一緒じゃ…レクサスLMの6人乗りが1500万円ってマジか!!
ほぼ[アルファード]と一緒じゃ…レクサスLMの6人乗りが1500万円ってマジか!!
ベストカーWeb
「新型の登場を待つか」「モデル末期を狙うか」問題に決着! いまは「欲しければすぐに買う」が正解だった
「新型の登場を待つか」「モデル末期を狙うか」問題に決着! いまは「欲しければすぐに買う」が正解だった
WEB CARTOP
新型フリードの顔にある[4つの穴]は何? なぜAIRにあってクロスターにはないの?
新型フリードの顔にある[4つの穴]は何? なぜAIRにあってクロスターにはないの?
ベストカーWeb
[神業]クルマを直す速度が異常すぎ!! ほぼ全部壊れたクルマを1週間弱で修復! 新井大輝さんが満身創痍で挑む全日本ラリー
[神業]クルマを直す速度が異常すぎ!! ほぼ全部壊れたクルマを1週間弱で修復! 新井大輝さんが満身創痍で挑む全日本ラリー
ベストカーWeb
ホンダ新型「フリード」初公開! 新誕生「フリード“エア”」って何? 「クロスター」も大変化か!? 8年ぶり全面刷新で誕生の「2タイプ」何が違うのか
ホンダ新型「フリード」初公開! 新誕生「フリード“エア”」って何? 「クロスター」も大変化か!? 8年ぶり全面刷新で誕生の「2タイプ」何が違うのか
くるまのニュース
ドレミコレクション「Z900RS Mk.2 Style外装セット」 着せ替えシリーズ初インナータンク無し・スチールタンクを採用した理由とは?
ドレミコレクション「Z900RS Mk.2 Style外装セット」 着せ替えシリーズ初インナータンク無し・スチールタンクを採用した理由とは?
バイクのニュース
[カーオーディオ 逸品探究]世界的実力ブランド「フォーカル」の新旗艦スピーカー『Utopia M』の魅力に迫る!
[カーオーディオ 逸品探究]世界的実力ブランド「フォーカル」の新旗艦スピーカー『Utopia M』の魅力に迫る!
レスポンス
フォード Kugaの335万円からという価格設定に驚き、オンロードのドライビングダイナミクスに感心した【10年ひと昔の新車】
フォード Kugaの335万円からという価格設定に驚き、オンロードのドライビングダイナミクスに感心した【10年ひと昔の新車】
Webモーターマガジン
宮田莉朋組レクサスがFP2でクラス最速タイム。ハイパーカーは6号車ポルシェが初日トップに/WECスパ
宮田莉朋組レクサスがFP2でクラス最速タイム。ハイパーカーは6号車ポルシェが初日トップに/WECスパ
AUTOSPORT web
【SCOOP!!】販売継続? それともファイナル? ヤマハYZF-R1に“新型”の情報アリ!!
【SCOOP!!】販売継続? それともファイナル? ヤマハYZF-R1に“新型”の情報アリ!!
WEBヤングマシン
トヨタの「爆速5ドアハッチバック」何がスゴイ? 6速MT×4WDのみなのに「普段乗り」できる!? 「GRカローラ」の魅力とは?
トヨタの「爆速5ドアハッチバック」何がスゴイ? 6速MT×4WDのみなのに「普段乗り」できる!? 「GRカローラ」の魅力とは?
くるまのニュース
レクサス新型「LM」に待望の6人乗り仕様登場 全長5.1mの最上級ミニバンの価格は1500万円
レクサス新型「LM」に待望の6人乗り仕様登場 全長5.1mの最上級ミニバンの価格は1500万円
VAGUE
トヨタ新型「“ヒンジドア”ミニバン」発表! タフ顔が超カッコイイ「クリスタ」! MT設定アリ&上品仕様な「GX+」印に登場
トヨタ新型「“ヒンジドア”ミニバン」発表! タフ顔が超カッコイイ「クリスタ」! MT設定アリ&上品仕様な「GX+」印に登場
くるまのニュース
日産が新型「SUV“ミニバン”」初公開! 斬新ヘッドライト&流行りの“オシャグリーン”採用! 超シンプル内装が超カッコイイ「VX6」中国に登場
日産が新型「SUV“ミニバン”」初公開! 斬新ヘッドライト&流行りの“オシャグリーン”採用! 超シンプル内装が超カッコイイ「VX6」中国に登場
くるまのニュース
[新型フリード内装解説]シエンタにない機能がいいゾ!! バカ売れ確定の内装だけど気になる点も多々
[新型フリード内装解説]シエンタにない機能がいいゾ!! バカ売れ確定の内装だけど気になる点も多々
ベストカーWeb
カワサキ「メグロ K3」【1分で読める 国内メーカーのバイク紹介 2024年現行モデル】
カワサキ「メグロ K3」【1分で読める 国内メーカーのバイク紹介 2024年現行モデル】
webオートバイ

みんなのコメント

この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

172.7233.2万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

8.0375.8万円

中古車を検索
スイフトの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

172.7233.2万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

8.0375.8万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村