米FCAは、ジープ グランドチェロキーに6.2リッターV8エンジンを搭載した超高性能バージョン「グランドチェロキー トラックホーク」を発表し、米国で受注を開始した。最高出力は707hp(!)を誇り、“SUV最速”を謳う。
このところアメリカでマッスルカーが元気を取り戻しているようだ。ダッジは今年6月に最高出力:840hp、ゼロヨン:9.65秒を誇り、そのあまりの速さに加速中、フロントタイヤが浮き上がる「チャレンジャーSRTデーモン」を発売。さらにそのエッセンスを受け継ぐ「チャレンジャーSRTヘルキャットワイドボディ」といったキレたモデルを次々と送り出している。今回発売したグランドチェロキー トラックホークも、同じFCAグループから送り出される1台。ただしボディタイプはクーペではなくSUVということで、これまた新たな話題を集めそうだ。
搭載するエンジンは、チャレンジャーSRTデーモンと同じ6.2リッターV8スーパーチャージャー付き。パワーはデーモンにこそ及ばないが最高出力707hpとパワフルすぎるスペック。トランスミッションは8速ATということで、気軽に操れるイージードライブ性を兼ね備えている。
トラックホークはグランドチェロキーがベースとあって駆動方式は4WDを採用する。0-60mph(96km/h)加速が3.5秒ととにかく速いのは、“クアドトラック4WDシステム”を介して4輪に駆動力を伝える効果もあるのだろう。ゼロヨンは11.6秒、最高速は180mph(約290km/h)に達するという。
この強烈なパワーを受け止めるためシャシーも強化されている。サスペンションにはビルシュタインの減衰力可変タイプを装備。このビルシュタインダンパーは、ドライブモードセレクター「セレクトラック」と連携して減衰力が切り替わる設定となっている。
また20インチホイールの中には、ブレンボ製ブレーキキャリパーとジープ史上最大サイズとなるブレーキディスクが組み込まれ、制動力をアップ。96km/hから停止までの制動距離は114フィート(34.7m)を誇る。
さらにエアロパーツも専用となり、たとえばフォグランプを廃して機関系の冷却を高めるエアインテークに割り当てているという具合だ。
なおグランドチェロキー トラックホークの価格は8万5900ドル(約940万円)と、欧州プレミアムSUVに比べると低めの設定。超速SUVを求めるユーザーには見逃せない存在となりそうだ。納車は2017年の第4四半期が予定されている。
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