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ジープ・ブランドの中核『チェロキー』が仕様変更。細部の快適機能をアップデート

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ジープ・ブランドの中核『チェロキー』が仕様変更。細部の快適機能をアップデート

 ブランドの中核車種としてモデルライフ中にも大幅な進化を続ける『Jeep Cherokee(ジープ・チェロキー)』が、2020年仕様としてふたたび装備の見直しを受け、標準装備類がさらに充実。プレミアム感を増したベースグレードの“Longitude(ロンジチュード)”と高いオフロード性能を誇る“Trailhawk(トレイルホーク)”、快適装備充実の“Limited(リミテッド)”3グレード展開で、2月20日より発売開始となっている。

 2018年10月にマイナーチェンジを受けた4代目の『ジープ・チェロキー』は、フロント周りを中心とした大幅なデザイン変更やライト類のLED化により、『ラングラー』と並ぶフラッグシップモデル『グランドチェロキー』に通ずる精悍なエクステリアへと進化した。

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 また機能面でもApple CarPlayとAndroid Autoに対応した第4世代のインフォテインメントシステムUconnectが採用され、両手がふさがった状態でも足先の動作だけでリヤゲートを開くことができるハンズフリーパワーリフトゲート、歩行者検知機能を付加したクラッシュミティゲーション(衝突被害軽減ブレーキ)付きの前面衝突警報がすべてのモデルに標準装備されている。

 そんな現行『ジープ・チェロキー』にさらなる改良が施され、グレード構成はこれまでどおりながら、ロンジチュードとトレイルホークではシート表皮がファブリックからレザーへとアップグレードされたほか、フロントシートヒーターも追加され快適性が向上。またリヤシートのスライド機構やセキュリティアラーム(盗難発生警報装置)が新たに装備されるなど、より実用性がアップしている。

 さらにロンジチュードにはリヤディープティンテッドガラス(後部プライバシーガラス)が新たに装備されるなど、人気アイテムを標準化する充実の仕様変更が施された。

 搭載されるエンジンも各グレードで仕様が異なり、ベースのロンジチュードは2.4リッター直列4気筒マルチエアIIを搭載し、最高出力177PSと最大トルク229Nmを発生。START&STOP機能の搭載により、JC08モードで10.2km/リッターの燃費性能を達成するとともに、エンジン振動の低減や静粛性の向上が図られている。

 一方、充実装備の“リミテッド”には、新設計の2リッター直列4気筒直噴ターボエンジンを搭載。ツインスクロール式ターボの採用により低回転域から優れたレスポンスを実現し、最高出力は旧V6自然吸気と同等の272PSに、最大トルクは85Nm増となる400Nmを達成している。

 また、ターボエンジンにもかかわらずこちらも伝統に則りレギュラーガソリン対応とし、燃費は同JC08モードで10.4km/リッターと、こちらも高い経済性を備えている。

 そのリミテッドと同じく、2リッター・ターボを搭載する“トレイルホーク”は、悪路走破性能を重視したジープ伝統の装備として、雪道、砂地、岩場など厳しいオフロード環境で真価を発揮するJeepアクティブドライブロック(ロッキングリアディファレンシャル付)やオフロードサスペンションの搭載により、期待に違わぬ走破性能を誇っている。

 この『ジープ・チェロキー』は全車が9速AT&4WDのパワートレインで、価格は449万~499万円となっている。
公式サイト:https://www.jeep-japan.com/cherokee-kl.html

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