10月6日、タイのチャン・インターナショナル・サーキットでMotoGP第15戦タイGPの決勝が行われ、マルク・マルケス(レプソル・ホンダ・チーム)が優勝。2019年シーズン残り4戦を残し、最高峰クラスのタイトルを獲得した。この結果に対し、八郷隆弘本田技研工業代表取締役社長、HRCの野村欣滋代表取締役社長はホンダのプレスリリースでコメントを発表している。
2019年のチャンピオンに輝いたマルケスは、2013年にホンダのファクトリーチーム、レプソル・ホンダ・チームからMotoGPクラスに参戦。デビューイヤーでシリーズチャンピオンを獲得し、その後、2014年、2016年、2017年、2018年にもチャンピオンを獲得した。
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MotoGPクラス参戦7年目となる今シーズンのマルケスは、第3戦アメリカズGPのみリタイアに終わったが、それ以外の14戦すべてで表彰台を獲得。今季9勝目を飾り通算8度目のチャンピオンに輝いた。
そんなマルケスの王座獲得に対し、ホンダはプレスリリースを発行し、ホンダの八郷社長、HRCの野村社長のコメントを掲載した。
八郷社長は、FIMモトクロス世界選手権の王者ティム・ガイザー、FIMトライアル世界選手権の王者トニー・ボウを含む3人のライダーに対して「厳しいシーズンを戦い抜きチャンピオンを獲得した、マルク・マルケス、ティム・ガイザー、トニー・ボウの3選手の栄誉を称えるとともに、感謝の気持ちを伝えたいと思います」とコメント。
「あわせて、チーム関係者、サプライヤー様、スポンサーの皆様、いつも熱い応援を送ってくださるファンの皆様、レースを支えるすべての方々に、心より感謝いたします。今年はホンダがマン島T.T.レースに参戦して60年になります。これまで数多くの困難に直面しても、決して諦めずに乗り越えてきた、先人の努力に敬意を表すとともに、私たちがそのDNAを受け継ぎ、これからも頂点を目指してまいります。引き続きご声援よろしくお願いいたします」
野村社長は「ホンダにとって世界選手権参戦60周年の節目にあたる年に、MotoGPのチャンピオンを4年連続で獲得してくれた、マルケス選手の栄誉を称えたいと思います」と以下のように語った。
「ファンの期待に応える果敢なライディング、それを支える不断のトレーニング、彼のレースに取組む姿勢、全てに心から敬意を表します。チャンピオン獲得にあたって、最大限の努力をしてくれたチームスタッフ、そしてレース活動を支えてくれた多くのスポンサーと、世界中のMotoGPファンに感謝いたします」
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