F1第13戦ベルギーGPと続く第14戦イタリアGPで、F1フル参戦2年目という短いキャリアにも関わらず2連勝を挙げたフェラーリのシャルル・ルクレール。彼の急速な進歩のカギは、ミスを犯した後の自己改善の能力にあると言われてきた。
2連勝を挙げたからといっても、ルクレールはレースへの取り組み方を変えるつもりはないようで、その改善能力をさらに発揮していこうとしている。
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「僕は常にネガティブなところに集中している」と、ルクレールは言う。
「たとえ勝利を手にした後だとしても、外側から見た時に完璧な週末だったとしても、そこには常に改善できる部分がある。特に自分自身だ。僕はまだ21歳で、まだ改善できる事がたくさんあるんだ」
「だから僕は、常にネガティブな部分に集中している。ネガティブな点を理解し、以降のレースのために取り組もうとしているんだ」
優勝した2戦は激しいバトルを制してのものだったが、そこからどんなネガティブ要素を見つけられるのだろうか? それを訊かれたルクレールはこう語っている。
「予選とレースの間でのセットアップのバランス、その組み立て方だと思う。予選を少し妥協すれば、レースはより良くなるはずだ」
「僕に改善できることはまだ他にもいくつかある。だけどこのふたつは、僕が注目しているモノだ」
イタリアGPでの勝利によって、ルクレールはチームメイトのセバスチャン・ベッテルをポイントランキングで上回り、3番手のマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)まであと3ポイント差という位置につけることになった。しかし彼は、自分がフェラーリの“No.1ドライバー”だとは思っていないようだ。
「僕はそういった風に感じたことはこれまでに一度も無い」
「外部から見た時どう見えるかは分からないけど、チーム内ではとてもバランスが取れているんだ」
「過去には僕がセバスチャンの事を助けたり、彼が僕を助けたりしたことがあった。それは、チームを前に推し進めるやり方だと思う」
そのベッテルは、イタリアGPの予選Q3において、作戦通りにルクレールからスリップストリームを得られなかったと不満を表していた。
結局ルクレールが同GPで優勝した後に、チーム代表のマッティア・ビノットがルクレールに対し“許す”と伝えた。この一件はそれで手打ちとなった様子だ。
そして当のルクレールも、ベッテルの予選を故意に邪魔しようとした訳ではないと強調した。
「(Q3で)コースに出た当初はかなり混雑していて、とても難しい状況だった」
「このことについては何度も話したくない。僕らはフィニッシュラインに行くのにかなり遅れてしまったけど、セブの2周目を駄目にしようだなんてことは、全く望んでいなかったよ」
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