MotoGP第13戦サンマリノGPで、ペトロナス・ヤマハのファビオ・クアルタラロはマルク・マルケス(レプソル・ホンダ)とのバトルに敗れたものの、2位表彰台を獲得した。
クアルタラロは序盤にファクトリーヤマハのマーベリック・ビニャーレスをかわしてトップに立つと、ラストラップまで先頭を走行。ただ2番手にピタリとつけたマルケスからプレッシャーをかけられ続けることになった。
■MotoGPサンマリノ決勝:マルケス、クアルタラロとのバトル制し今季7勝目
バトルが勃発したのはラストラップ突入と同時だった。クアルタラロはターン1でマルケスにオーバーテイクを許してしまったが、ターン4で反撃して先頭を奪う。しかしマルケスはターン8で再びオーバーテイクし、クアルタラロの掌から優勝はこぼれ落ちてしまった。
クアルタラロは後にターン4でマルケスに反撃できたことが“良い点”だと語り、それがマルケスもひとりの人間だと証明しており、多大な自信を得ることができたという。
「彼が何かを仕掛けてくるだろうと思っていたけど、実際マルクが来るかどうかは分からなかった」
クアルタラロはそう話す。
「彼がタイヤをセーブしていたかどうか、僕には本当に分からなかった。でも彼はオーバーテイクし、突き放すことができたんだ」
「良かった点は、僕が彼のことを抜き返せたところだよ。それが多くの自信を僕に与えてくれた。『マルクは7度の世界チャンピオンだけど、彼をオーバーテイクできるんだ』ってね。彼も僕らと同じで人間なんだ」
なおクアルタラロは、ラストラップのバトルについて、ターン4以外でのオーバーテイクは不可能だったと語った。
「ターン3では縁石に乗っていた」
「この週末を通じて、僕はここの縁石に乗っていなかったんだ。でもここでオーバーテイクを仕掛けなければ、彼を追い越すのは不可能だったから、そのためだけに縁石に乗ったんだ」
そしてクアルタラロは敗北を喫したにも関わらず、マルケスとのバトルを“キャリアだけではなく、人生の中でも最高の瞬間”だったと位置づけた。
「20周に渡って7度の世界チャンピオンを後ろに従えて、ターン1では追い越され、ターン4でやり返す……彼と戦えてとても満足したよ」
「この間(マルケスに敗れて)2位でフィニッシュした時(カタルニアGP)に、僕らはほぼ3秒差がついていた。今回も2位でフィニッシュしたけど、彼とは本当に接近していたんだ」
「僕らは本当にいいやり方でタイヤを管理できたと思う。タイヤの左側は彼よりも危ない状態だったけど、右側に関しては上手く管理できていた。一歩ずつ学んでいるし、僕らにとっては本当に良かったよ」
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