4月19日、スーパーGT GT500クラスではLEXUS TEAM WedsSport BANDOHとして活躍するレーシングプロジェクトバンドウは、6月20~23日にドイツで開催されるADACトタル・ニュルブルクリンク24時間レースのドライバーラインアップを発表した。
レーシングプロジェクトバンドウは、2019年に向けて新たにレクサスRC F GT3を投入し、岐阜県に本拠を置き、ニュル24時間へ飽くなき挑戦を続けているNOVEL Racingとコラボレーション。ともに難攻不落のニュルブルクリンク24時間の最高峰クラス、SP9に挑戦する。
RPバンドウが“長年の夢”ニュルブルクリンク24時間にNOVEL Racingとともに参戦へ
2月19日に参戦発表が行われた両チームの挑戦だが、4月19日にはそのドライバーラインアップがそろうことになった。ドライバーは4名で、ドミニク・ファーンバッハー/吉本大樹/マルコ・シーフリード/ミハエル・ティシュナーという4人だ。
吉本は言わずと知れた、スーパーGTで長年の経験をもつドライバー。ニュルの経験も豊富で、かつレクサスRC F GT3は開発から携わってきた。一方ファーンバッハーもスーパーGTの優勝経験があるほか、ヨーロッパ側でRC F GT3の開発も担当、さらにニュルの経験という意味では現役トップクラスと言える。ふたりはNOVEL Racingのドライバーも務めた経験があり、参戦にはこれ以上ない人選と言えるだろう。シーフリードもまた、ブランパンGTシリーズやVLN等に多数参戦しているほか、ティシュナーもニュルの経験をもつなど、実績をもつドライバーが4人集うことになった。
「昨年に引き続きNOVEL Racingとともにニュルブルクリンク24時間に挑戦できることになり、大変光栄に思います。また、今年はレーシングプロジェクトバンドウとのタッグ。そしてニュル24時間においての最高峰クラスSP9で、マシンは乗りなれたレクサスRC F GT3というてんこ盛りの内容で戦えることに期待とワクワクで燃えています!」と吉本。
「もっとも完走が難しいとされるサバイバルレースではありますが、ドミニク、マルコ、ミハエルとともに伝統のニュルブルクリンク24時間レースのオーバーオールでの勝利を目指し、NOVEL/BANDOHチーム一丸となってゴールを目指したいと思いますので、日本からの熱い応援をどうぞ宜しくお願いいたします」
またファーンバッハーは「NOVELとともに好成績を残したニュルブルクリンク24時間レースに、開発にも関わったRC F GT3で参戦するのを楽しみにしています。この車両とともにニュルブルクリンクという特別なコースに戻るのが待ち遠しいです。素晴らしいチームメイトがそろい、NOVEL、BANDOH、リングレーシングが協力し参戦するのは光栄です」と語っている。
ドライバーラインアップとしては、上位を狙うに十分と言えるラインアップがそろったレーシングプロジェクトバンドウ/NOVEL Racingの挑戦。地元ドイツ勢の壁は厚いが、最高峰クラスへの挑戦を大いに楽しみにしたいところだ。
レーシングプロジェクトバンドウ/NOVEL Racing
ニュルブルクリンク24時間参戦体制
エントラント名:RACING PROJECT BANDOH with NOVEL
参戦クラス:SP9
参戦車両:レクサスRC F GT3
ドライバー:
ドミニク・ファーンバッハー
吉本大樹
マルコ・シーフリード
ミハエル・ティシュナー
カーナンバー:19(予定)
タイヤメーカー:横浜ゴム株式会社
車両メンテナンス:
Ring Racing
株式会社レーシングプロジェクトバンドウ
株式会社NOVEL
車両サポート:TMG
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