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BW'S100とアプリオtypeII、実はカスタムが大得意だったりする。。。

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BW'S100とアプリオtypeII、実はカスタムが大得意だったりする。。。

コアな知識と技術、そして20年来の思い出を胸に潜ませて、ヤマハ製スクーターをこよなく愛する50代オーナーの通勤号を大公開!定番チューンの中に見え隠れするこだわりをご覧あれ。(月刊モトチャンプ2018年12月号より)PHOTO:星野耕作(HOSHINO Kosaku)REPORT:佐藤恭央(SATO Yasuo)

派手さはなくとも素を生かし 毎日の通勤をこなすタフ仕様

【休日木箱】1日で、自分だけで、カブに素敵なエイジング木箱を載せよう!/ホンダ

 今や希少な存在となった2ストスクーター。それを惜しまず、日々の通勤やツーリングに励んでいるユーザーを捕獲! カスタムも大いに楽しんでいるが、ほとんどが用途に合わせた“ユーザビリティ”なものばかり。車両はBW’S100が2台とアプリオ改で、メインで使っている赤いBW’Sは、デビューした1998年に購入して以来、20年以上も乗り続けている相棒だ。通勤用らしくNHRC製の純正風マフラーで静粛性とパワーアップを両立。駆動系には他車種用の純正部品を組み込んで耐久性も考慮している。

 注目は『雨の日用』にもう一台のBW’S(黄)を用意していること!「泥はねなどで汚れてもいいように5年ほど前に追加しました」と言う。このように、見た目にも気を遣うオーナーだけあって通勤用といえども野暮ったくなりがちなトップケースやスクリーンは装着していない。「便利なのはわかっているのですが……。またローダウンもスタイリッシュだけど走りにくくなるのでしていません」とキッパリ! フルカスタムではないけれど、見る人が見れば「オオッ!」と唸ってしまうツウなメニューのオンパレード。また、定期的に乗ることで状態を把握し、トラブルを未然に防げるのもデイリーユースならではだ。

 気軽に乗り回せる原チャリは『使ってナンボ!』が真骨頂。オーナーの話を聞けば聞くほどに等身大で原チャリライフを楽しんでいる様子が伺え、筆者も原付スクーターがもう一台欲しくなってきちゃいました(笑)。

CUSTOM 01:BW'S100

 KN 企画製のキットで113cc化し、キャブは純正同様オートチョーク付きでNHRC 製マフラーとの相性も良いというデロルト製φ22をチョイス。セッティングをせずともオールシーズン乗れるようにするのが狙いだ。前後ホイールは12インチに変更して安定性をアップ!特にリヤは4.5J 幅のファットな足周りを獲得している。毎日の通勤や長距離ツーリングもストレスフリーで乗れるようにシートをオリジナルの形状にアンコ抜きしているのもポイント。アンダースポイラーをボディと同色にしたり駆動系カバーに結晶塗装を施すなど、細かなドレスアップにも余念がない。なおリペア用に外装一式をストックしているという。

3台ともリヤにRSワタナベのマークIホイールを装着。主にローバーミニに使用される小径サイズで、クルマも大好きなオーナーにとってはこだわりどころだ。ハブの加工は金属加工工場に勤めている弟さんにお願いした。

DYレーシング製ショック( アドレスV125 用)は、BW'S100の純正より40mm長い325mmをレイダウンして 装着。別体タンク&ホースを逃がす切削加工やマウント用ステーのタップ加工なども自身で行っている。

ガレージミサイルにてステムシャフトを打ち替えて、シグナスX 用のGJMS 製フロントフォークを組む。ブレーキは、ワンピース構造のオプティマム製φ260ディスクとブレンボ4ポットキャリパーの組み合わせ。

CUSTOM 02:BW'S100

 こちらは雨の日用の通勤マシンで、吸排気や駆動系、リヤショックの変更に留めたライトチューン。純正フェンダーをカットし、角度を付けてショートに仕上げたワンオフのフェンダーレスが自慢!泥除け機能を確保しつつドレスアップにも貢献するアイデア技なのだ。

純正フェンダーを短くする場合 は、真横に“パッツン!”が多いが、こちらは裏側にステーを追加してセパレート化。純正風なリヤフェンダーに仕上げている。

CUSTOM 03:アプリオタイプII

 3cmロングのワンオフハンガーを駆使してグランドアクシス100エンジンをスワップ。これに「静かで速い」の代名詞であるKN 企画製のG03Xマフラーを装着。ボディはグレーのウレタン塗装、エンジンユニットはつや消しブラックとし、全体的にマットな雰囲気を演出。見た目はシンプル、中身はガッツリの「羊の皮をかぶった狼」なのだ。

KN 企画製のJOG 用フォークをカーボンシートでアレンジ。フランドー製4ポットキャリパーで抜群の制動力を発揮する。

エアクリーナーはKN企画製。Gアクエンジンのエアクリ位置は車体左の前方に位置するため、これに沿わせてカウルをカット。

フレアパターンがグラデーションに光るレーシングサービス・ゼロのメーター パネルは130km/hスケール表記!

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