MotoGP第14戦アラゴンGPの予選が行われ、LCRホンダの中上貴晶は予選Q2進出、12番手となった。他のライダーにペナルティがあった影響で、中上は11番グリッドから決勝に臨む。
フリー走行1回目(FP1)は19番手だった中上は、FP2にかけて約1秒タイムアップ。しかし19番手は変わらなかった。土曜日のFP3も17番手と総合トップ10には喰いこめず、予選Q1からの出走となった。
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しかしFP4では大きな前進を果たし11番手。続いて行われた予選Q1でも土壇場でタイムアップし、Q2進出を果たした。
「今日はとてもいい予選になりました。FP3からFP4にかけて、ハードタイヤのレースペースで大きな前進をできて、ソフトタイヤのフィーリングも上々でした」
中上はそうチームのリリースにコメントを寄せた。
「Q1では全力を出し切って走り、最終ラップには思いきり攻めたので、フランコ(・モルビデッリ)にかなり近いタイムまで行けたと思ってはいましたが、ラッキーなことにこの周回が自己ベストタイムだったので、Q2へ進出することができました」
予選Q2では、巡り合わせもあってうまくアタックをまとめられず。それでも中上は決勝に対して前向きに意気込みを語った。
「Q2では、コース上でうまく位置取りを掴めずに少し厳しくなってしまいました。カル(クラッチロー)について行こうとしたのですが、アタックをやめてしまい、その後にマルク(マルケス)を追いかけようとしたのですが、彼も途中でアタックをやめてしまったので、うまくまとめて走りきることができませんでした」
「世界最高峰のMotoGPなので、なかなか一筋縄ではいきませんが、これからも毎戦学習を続け、いいところで走れるように努力を続けます。明日の決勝は長く厳しいレースになると思いますが、いつもがんばってくれるチームのためにも、是非ともいい結果を獲得したいです」
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